教え子への“パワハラ疑惑”が浮上した韓国俳優、大学の学部長から免職へ「構造改編で…」

2023年01月20日 話題

俳優のイ・ボムスが信韓大学校・公演芸術学部長から免職された。ただし、教授という肩書きはそのまま維持され、“パワハラ疑惑”とは関係ないと知らされた。

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1月20日、信韓大学校側は「イ・ボムス教授が公演芸術学部長から免職された。構造改編によって学部がなくなり、学科だけで運営されるためだ」とし「(イ・ボムスの)教授の身分はそのまま維持される」と明らかにした。

何があった?

学部長免職は浮き彫りになったパワハラ疑惑とは関係なく、構造改編にともなう人事変更だと伝えられた。現在、パワハラ疑惑については学校の法務監査チームが調査中であり、まだ結果は出ていない。

先立って先月、信韓大学校・公演芸術学部の一部の学生たちがイ・ボムスからパワハラを受けたと主張。金持ちの学生と貧乏な学生を差別し、暴言を吐き、週末に授業を行うなど、教授としてパワハラをしたと訴えた。

イ・ボムス

これに対し、イ・ボムス側は「学生たちとのコミュニケーションが不十分だったとすれば、その点は反省し改善していくようにする。しかし学生たちを差別したり、暴言を吐いたりしたことはない。その他の疑惑も事実無根」と伝えている。

また、イ・ボムスを巡る虚偽事実流布に対しては強力な法的措置で対応すると話し、イ・ボムスは学校当局の調査に誠実に臨むと強調した。

一方、これと共にイ・ボムスを擁護する信韓大学校・公演芸術学部演技専攻の学生たちの声明発表もされた。該当声明文では「イ・ボムス教授は誰よりも透徹した使命感を持って学生たちに現実的な助言と情熱的な指導を惜しまなかった。劣悪な専攻環境改善のために私費で施設と物品を購入するなど、学生たちを優先に考えてくれる教授」という内容が伝えられた。

◇イ・ボムス プロフィール

1969年11月25日生まれ。1990年の映画『そう、たまには空を見よう』でデビューした。映画『シングルス』『オー!ブラザーズ』『神の一手』、ドラマ『外科医 ポン・ダルヒ』『オンエアー』などに出演。2014年から信韓大学校・公演芸術学部で教授を務めている。

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