パク・ボゴムは昨年12月、BLOSSOMエンターテインメントと専属契約を終了した。
所属事務所は当時、「俳優パク・ボゴムと長い議論の末に今月末にマネジメント業務を終了することで協議した」とし、「長い間、当社と苦楽を共にしてきたパク・ボゴムの意を尊重することにし、各自の場所でお互いの未来を応援することにした」と、応援の言葉で決別を知らせた。
2011年にSidusHQで俳優生活を始めたパク・ボゴムは、SidusHQ所属マネージャーがBLOSSOMエンターテインメントとして独立し、チャ・テヒョン、ソン・ジュンギなどと一緒に移籍して約10年間を過ごした。
以降、パク・ボゴムは映画『バトル・オーシャン海上決戦』『コインロッカーの女』『SEOBOK/ソボク』、ドラマ『君を憶えてる』『恋のスケッチ~応答せよ1988~』『雲が描いた月明り』『ボーイフレンド』『青春の記録』など様々な作品に出演して人気を得た。
特に彼は2022年4月に海軍を除隊して国防の義務を終え、今年は映画『ワンダーランド』(原題)の公開など、本格的な活動を継続する予定だ。まだパク・ボゴムが新しい事務所を決めていないことが確認されたなかで、彼が新しい所属事務所に移籍するのか、1人企画会社を設立して独立に乗り出すかが注目されている。
パク・ボゴムと時を同じくして、俳優カン・ドンウォンも“FA市場”の大物として登場した。
2016年にYGエンターテインメントと専属契約を結んだ彼は、2019年と2021年に再契約を伝え、YGエンタと共に熱心に働く姿を見せた。
しかし昨年12月30日、YGエンタ側は「カン・ドンウォンとの話し合いの末、マネジメント業務を終了することにした。長い間、共に歩んでくれた俳優カン・ドンウォンに心からの感謝と応援の言葉を伝える。カン・ドンウォンを愛してくれたファンの皆さんにも感謝し、変わらぬ関心と声援をお願いする」と美しい別れを迎えた。
7年ぶりに再び事務所を探すことになったカン・ドンウォンは、優れたビジュアルとしっかりとした演技力で、多彩なフィルモグラフィーを増やしてきた。2022年も是枝裕和監督の映画『ベイビー・ブローカー』を通じて観客と会った彼は、映画『憑依』(仮題)、『アクシデント』(原題)の公開を控えている。
現在無所属のカン・ドンウォンが今年、どんな歩みを見せるかも関心事のひとつだ。
前所属事務所と長い同伴を終え、同じ時期にフリーとなったパク・ボゴムとカン・ドンウォン。人気俳優の2人がどんな選択をするか、注目が集まっている。
(記事提供=OSEN)
◇パク・ボゴム プロフィール
1993年6月16日生まれ。本名同じ。2011年に映画『ブラインド』(原題)で俳優デビューした。2015年に放送されたドラマ『応答せよ1988』や翌年放送の『雲が描いた月明かり』などがヒットし、一躍有名俳優に。2018年には女優ソン・ヘギョと共に主演を務めた『ボーイフレンド』で韓国にとどまらない熱い人気に拍車をかけた。好青年ならではの爽やかなビジュアルから、韓国では「人間ポカリ」と呼ばれることも。
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