BTS(防弾少年団)のJINが本日(12月13日)入隊するなか、年齢的に“次の入隊”と見られるSUGAの兵役に関する報道が注目を集めている。
12月13日、韓国メディア『アジア経済』は、SUGAが「社会服務要員」として兵役義務を履行するとし、BTSメンバーのなかで唯一「現役兵」から除外されたと報じた。
また、「ひとまず来年まで軍入隊を延期したSUGAは、社会服務要員として割り当てられ、官公庁で勤務する可能性が高い」と伝えた。
SUGAが割り当てられたという「社会服務要員」とは、兵役判定検査で「4級(補充役)」の判定を受けた人が現役兵の代替として公的機関で勤務する制度のこと。区役所や福祉施設などに所属し、自宅から配属先まで通うことになる。
そもそも韓国男性は兵役判定検査を受けるのだが、そこで兵役等級(1級~7級)が決定される。
この兵役等級を具体的に見ると、1級から3級までが現役兵、4級が補充役、5級が第二国民役(平時には入隊が免除になるが、戦時には勤労召集の対象者になる)、6級は兵役免除、7級は兵役判定検査の再診となる。
報道通りであれば、SUGAは兵役判定検査で「4級」となったため社会服務要員となるわけだ。その4級という判定を受ける一般的な理由は、持病や身体の故障がほとんどだという。SUGAの場合、2020年11月に左肩を手術して大部分の活動を中断したことがあるため、その影響で4級判定が出たと見られる。
公的機関で勤務する社会服務要員は、現役兵に比べて過酷な兵役とはいえないが、それでも4週間の新兵訓練を受ける必要はある(現役兵は5週間)。
なおBTSメンバーとして初めて入隊したJINの除隊予定日は、2024年6月12日だ。
JINを皮切りに、1993年生まれのSUGA、1994年生まれのJ-HOPEとRM、1995年生まれのJIMINとV、1997年生まれのJUNG KOOKが順に入隊すると見られている。
◇SUGA プロフィール
1993年3月9日生まれ。本名ミン・ユンギ。2010年に現在の所属事務所Big Hitエンターテインメント(現HYBE)が開催した「HIT IT AUDITION」で2位合格し、練習生に。2013年にBTSのメンバーとしてデビューした。グループ内ではリードラッパーを担当しており、BTSの一員として活躍する傍らで、高い作詞・作曲・編曲の実力をもって音楽プロデューサーとしても人気を集めている。
■BTS・SUGA、RMと“除隊後の2025年”について語る「再び全員で…」
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