特にBTS・J-HOPEのソロステージ、第4世代の新人ガールズグループのコラボステージ、日本に韓流ブームを巻き起こしたKARAのカムバックステージなど、多彩なK-POPのステージが日本の観客を熱狂させた。
初のソロアルバム『Jack In The Box』を発売したJ-HOPEは、ソロアーティストとして、またBTSを代表して授賞式に一人で参加した。J-HOPEのステージが繰り広げられたMAMAの2日目、会場は多くのARMY(BTSファン)で埋め尽くされた。
今年のBTSは、最年長メンバーであるJINの兵役ニュースをはじめ、グループ活動の中断、メンバーのソロアルバムの発表や個人活動など、新しい転換点を迎えた。BTSメンバーで最初のソロ活動に乗り出したJ-HOPEは、アメリカのロックフェスティバル「ロラパルーザ」でヘッドライナーを務めるなど、ソロアーティストとしての力量を証明した。
今回のMAMAでソロステージを披露した彼は、大きな公演会場を一人で圧倒した。
BTSは最も注目を集める「MAMA PLATINUM」受賞の栄誉に輝き、授賞式のフィナーレを飾った。生放送の途中、J-HOPEはJINにサプライズで電話をかけ、一緒に受賞の感想を伝えた。
J-HOPEは「今年のBTSは、それほど大きな業績を見せられなかったようだ。そんな部分において、今年の歌手賞を本当に謙遜した気持ちでありがたくいただく。現在、メンバー全員が今の自分の後ろを振り返り、一つずつ自分たちのルーツが何かを考え、それぞれの個人に合わせて成長中」とし、より一層強固になるBTSを約束した。
初日に行われたガールズグループのステージも熱い反応を引き出した。
K-POP界に衝撃を与えた第4世代ガールズグループのIVE(アイヴ)、LE SSERAFIM(ルセラフィム)、NewJeans(ニュージーンズ)、Kep1er(ケプラー)、NMIXX(エンミックス)のコラボステージは、観客の感嘆を誘った。特にTWICEの『CHEER UP』のキリングパートである、サナの「Shy Shy Shy」のカバー振り付けを踊ると、客席からは「かわいい」という反応があふれた。
同日のステージのハイライトは、KARAの完全体パフォーマンスだった。KARAがステージに登場すると、座っていた観客たちは一斉に立ち上がり、彼女たちを歓迎した。7年ぶりに舞台に戻ってきたKARAは、これまでの渇きを解消するかのようにエネルギーを発散し、デビュー15年目らしい余裕まで見せてくれた。
懐かしい顔から新鮮なニューフェイスまで、MAMAで多彩なK-POPに接した日本現地ファンは、本紙『スポーツソウル』とのインタビューで「すごいパフォーマンスだった」「今回の公演をきっかけにK-POPアーティストをさらに応援することになった」など好評を博した。