女優・真木よう子が梨泰院の事故現場を訪問して哀悼…「言葉で表現できないほど胸が痛い」

2022年11月10日 話題

映画『パッチギ』『モテキ』『そして父親になる』などで知られる女優・真木よう子が、ソウル梨泰院(イテウォン)で発生した雑踏事故を哀悼するため、現場を訪れた。

【画像】真木よう子、梨泰院事故に韓国語で追悼の意

11月9日、真木は多くの死傷者が出た梨泰院を訪れ、犠牲者を追悼する時間を持った。前日、仁川(インチョン)空港を通じて入国した真木は、タイトなスケジュールにもかかわらず犠牲者を追悼するために韓国を訪れたという。

この日、韓国メディア『OSEN』のインタビューに応じた真木は、梨泰院の事故について「釜山(プサン)国際映画祭のために韓国を訪問したばかりで、大きな事故が起きたというニュースを聞いた。直接事故現場を訪れて哀悼したいという気持ちになり、韓国に来た」と明かしている。

「胸が詰まる」

現場を訪れる際、犠牲者を哀悼するための献花を自ら購入。また焼香所も訪問するなど残念な気持ちを伝えた。

「事故の知らせは翌朝に母から聞いた。母がニュースを見て悲鳴を上げるほど驚いていた。母のほかにも、多くの日本人が今回の事故に衝撃を受けた」とし、「今回の事故で日本人が犠牲になったというよりも、多くの人々が犠牲になったことに多く驚き、胸が痛かった」と話した。

現場を訪れた真木は「言葉で表現できないほど胸が痛い。ここで多くの方々が命を失ったという事実が、現場近くに置かれた花、手紙、写真の量で見当がついた。胸が詰まる。二度とこのようなことが起きないことを願う。遺族がまた悲しみに陥ることがないよう祈った」と伝えた。

(写真提供=OSEN)事故現場を訪れた真木よう子

そして涙を見せながら、「多くの命が犠牲になったという喪失感、遺族の悲しみを考えると涙が出た。日本のニュースでは事故現場の映像が公開されなかったので、漠然と想像するしかなかった。ここに来て、その現場がどれほど残酷だったか想像すると、とても心が痛い」とし、「現場に入ることはできなかったが、直接現場に残っている痕跡を実際に見ると、さらに胸が痛くなる」と述べている。

最後に「犠牲者のほとんどが20代だと聞いている。これから人生が始まる年齢で、これから仕事もして、家庭も持ち、色々な人生を生きていく歳なのに、このように未来が失われたというのがとても残念だ。このようなことがなかったら、その方々も無事に明るい未来を経験したはずなのに、とても残念だ」と気持ちを伝えた。

(写真提供=OSEN)献花台で手を合わせる真木よう子

なお10月29日、ハロウィンを控えてソウル龍山区梨泰院洞(ヨンサング・イテウォンドン)一帯には数万人が殺到し、大規模な圧死事故が発生した。中央災難安全対策本部によると、11月8日9時までに確認された死亡者は156人、負傷者は197人とされている。

訪韓に先立ち、真木は自身のSNSで「梨泰院事件。ご冥福をお祈りします。あまりにも衝撃を受けて胸が痛いです」という韓国語の文を投稿していた。

(記事提供=OSEN)

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