悪夢となった韓国ソウル雑踏事故、梨泰院に住む韓国歌手の悲痛な目撃談「街全体が無気力で沈んだ」

2022年11月02日 話題

韓国ソウルの繫華街・梨泰院(イテウォン)の住民として知られる歌手キムCが、大規模な雑踏事故の目撃談を伝えた。

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先立って10月29日夜、ソウル龍山(ヨンサン)区・梨泰院では大惨事が発生した。ハロウィンのために集まった人々が統制なしに狭い路地に押し寄せ、事故が起きた。それによって死者が156人、負傷者が157人も発生し、深い悲しみに包まれた。

それと関連して11月1日に韓国で放送されたKBS1ラジオ『チュ・ジヌライブ』では、梨泰院住民であるキムCとの電話インタビューが行われた。事故当日、現場を目撃したというキムCは、「大丈夫であるはずがない。すぐ近くにいたのに何の役割も果たせなかったという無気力な状態」と、当惑した心境を吐露した。

キムCは事故当時に目撃したことを聞かれると、「私もその日の午前2時からスケジュールがあって、その状況(ハロウィンの混雑)をよく知っていたので、交通便以外にも徒歩の準備をしていた。事故現場が左側の路地なのだが、私は家から30分かけて右側の路地の隣の建物に11時半頃に到着していた」とした。続けて「ホテル方面に歩いていくときは人が多かったが、秩序があって大きな問題はなかった。しかし梨泰院消防署の交差点からは人の動きがなくて、通過するのに長くかかった」と話を切り出した。

「警察が目に入らなかった」

 

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