韓国の人気結婚バラエティ『オ・ウニョンリポート-結婚地獄』に寄せられる夫婦の相談が、ますます強烈になっている。暴言を吐くDV夫、中指を建てる夫、浮気夫など多岐にわたり、オ・ウニョン博士の難易度が高まっている。
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オ・ウニョン博士は本業で、結婚生活で数多くの事情を抱えた人々から相談されてきただろうが、今回の番組では今まで会えなかったような夫婦を目撃しているようだ。
『オ・ウニョンリポート』は、一緒にいること自体が地獄になったという夫婦の危険な日常を観察し、スタジオで“国民的メンター”のオ・ウニョン博士にこれまで言えなかった悩みを打ち明け、解決法を探していくというリアリティ共感トークプログラム。
これまで家庭内暴力、浮気など、ドラマでしか見られなかったような問題を、番組制作陣がテレビで扱うことに慎重になり、問題を抱えている夫婦が出演することを敬遠してきたのが事実だ。出演したとしても顔を隠したシルエットだけで、声も変えるのが常だった。
最近出演した一般人夫婦の問題だけを見ても、周辺、またはネット上で容易に見られる内容だった。
10月10日の放送では、34年間にわたって浮気戦争中の結婚47年目の熟年夫婦が出演。スタジオに登場した73歳の妻と79歳の夫は、出演をためらったと告白する。妻は「知人たちに出演するか尋ねたところ、“あえて他の人に知ってもらう必要があるのか”と言われた」と打ち明けた。
対する夫は、「私はもうすぐ80歳だ。もう人生を整理する時期になったが、本当に幸せかと自問した時、幸せではなかった。それで勇気を出した。もうあと、どれくらい生きられるだろうか。今回が最後の機会だと思って出てきた」と涙を流す。オ・ウニョンは「愚かしく、3組に1組の夫婦が浮気問題で悩んでいる。言わなければならない話だが、本当に扱いにくい話だ」と語る。
