ドラマは大人気も“ウェブトゥーン版”は酷評だらけの『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』、原因はどこに?

2022年09月17日 話題

しかしウェブトゥーン公開後、読者の反応は冷ややかだった。

ドラマが大人気であったため、存在感はあった。リアルタイム人気ウェブトゥーンランキングで「10代女性」「20代女性」の第1位を占め、読者たちはウェブトゥーンのストーリーを見ながらドラマを振り返った。

ウェブトゥーン版『ウ・ヨンウ』(左)と、ドラマでウ・ヨンウを演じたパク・ウンビン

しかし限界があった。ドラマが終映していない時点でウェブトゥーンを出したのは早すぎたのではないかという指摘から、細かいディテールを表現したドラマに比べると、ウェブトゥーン版は作品の雰囲気をまともに表現できなかったという評価だ。

何よりも、自閉スペクトラム症を持つ主人公ウ・ヨンウが、ウェブトゥーン版ではただ純粋で明るい子供のように見え、ドラマで味が出ていた登場人物同士のやり取りも描かれず、面白さを半減させたとの声が多かった。

ストーリー作家を別に置くほど、クオリティには気を使った。特にドラマにはない特別編も準備中と明らかにして期待を高めたが、遅い連載速度、原作を忠実に再現できなかった点が引き続き指摘され、酷評されている。

話数が進むごとに評価が低くなっている。第1話は9月16日現在、7.33点だ。ただ第2話は6.62点となり、第3話では5.96点にまで下がった。特に9月7日に公開された「ウェディングドレス(1)」は5.05点を記録し、もはや4点台への墜落を心配しなければならない危機だ。

皮肉なことに、酷評を受けてはいるものの、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』ウェブトゥーン版は、NAVER木曜ウェブトゥーンで人気2位に入っている。人気の競争相手の作品が平均9点台というなかで、5点台の『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の善戦は目立つが、危険性をはらんでいるのも事実だ。一部からは、順位の不正があるのではないかとの声まで上がっている状況だ。

ドラマ版は成功裏に最終回を終え、複数の国でリメークの提案を受けるなど、依然として高い人気を誇っている。特にシーズン2とミュージカル制作が決まっている。

だからこそウェブトゥーン版にも期待が集まっているのだが…。まだドラマの第2話に当たるエピソードを連載しているだけに逆転の余地は十分に残っているが、はたして。

(記事提供=OSEN)

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