メタバース時代に合わせた新しい“アバタースター”が韓国で誕生する。
【画像】「メタバース・ガールズグループ」aespaの独特すぎる世界観
8月25日、韓国MBNのサバイバル番組『アバターシンガー』(原題)のオンオフライン制作発表会が京畿道のVAスタジオで行われた。
現場にはMCのチャン・ソンギュとファン・チヨル、審査員として出演するパク・ミソン、歌手ペク・チヨン、チェ・ウォニョン、キム・ホヨン、ファン・ジェソン、振付師Lip J、歌手DinDinなどが出席し、番組について様々な話を交わした。
『アバターシンガー』は、アバターにログインしたミュージシャンたちの多彩なパフォーマンスを体験できる韓国初のメタバスミュージックサバイバル番組だ。韓国で初めてAR(拡張現実)技術とメタバース(仮想現実)技術を組み合わせ、テレビに送出する新しい形式のコンテンツで、ステージに上がるアバタースターたちは、また別の空間の実際のミュージシャンとリアルタイムでつながり、彼らの表情、呼吸、ダンス、歌はもちろん、話術まで鮮やかに視聴者の前に届ける。
『アバターシンガー』の制作会社ROOT M&Cのパク・ジョンフン代表は、「既存の放送ノウハウとAR、XR、VRなどの実感技術を具現して、新しいIPの価値を作っていく予定だ」とし、「『アバターシンガー』に続き、来年もバーチャルステージを利用した新しい番組が予定されている。視聴者たちを今まで見ることができなかった新しい世界にご案内する」と話した。
キム・ドンウCP(責任プロデューサー)は、「企画案を受けて不思議だった。想像したすべてが表現される。この番組を決定するのにかかった時間は、4日しかない」と自信を見せた。キム・ユンソン制作総括は「各分野の最高だけを集めた」と付け加えた。
制作技術については、「拡張現実、リアルタイムアニメーションという特徴的な技術実装をしている。アメリカでも難しい技術のひとつだ」とし、「行ったことのない道を新たに開拓するので難関が多かった。200人余りのスタッフの努力と汗が詰まった番組だ。韓国バラエティ史上、最多の制作費を注ぎ込んだ」と、1話当たり10億ウォン(約1億円)以上の制作費がかかったと明かし、注目を集めた。
番組MCは、チャン・ソンギュが担当する。コメディアンのパク・ミソン、ファン・ジェソンをはじめ、歌手ペク・チヨン、ファン・チヨル、タレントのチェ・ウォニョン、ミュージカル俳優キム・ホヨン、振付師Lip J、歌手DinDin、クリエイターのジョナサンなどが審査委員として活躍する。スターフォロワーを含む判定団100人も参加する。
ファン・チヨルは、「撮影しながらも現場で、とても驚いた。競演番組をしたことはあるが、こんなサバイバル番組はなかった」と強調した。ペク・チヨンは「期待半分、心配半分だった。メタバースに対する理解度が低い状態で始まったからだ。想像できなかった部分までステージで繰り広げられたとき、カタルシスがあった」と話した。Lip Jは「私が何人かになってカルダンス(乱れのないそろったダンス)をするなど、想像だけをしていたパフォーマンスが具現化されて不思議だった」と話した。
特に『アバターシンガー』のステージを埋める“アバタースター”たちの登場は、既存の状況設定だけで作られた「本来の自分ではない新しいキャラクター」を超えて、さらに進化して拡張された世界観を披露するという点で注目が集中する。
『アバターシンガー』は8月26日22時20分に韓国MBNで初放送される。
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