電撃結婚を発表したチャン・ナラの父親であり演出家で俳優のチュ・ホソンが、娘の結婚について話した。非芸能人である予備新郎の正体が公開され、後輩たちとの演劇に被害が及びそうなため重い口を開いた。
チュ・ホソンは6月23日午後、ソウル鍾路(チョンノ)区大学路(テハンノ)の「空間アウル」で開かれた、演劇『アルシュトゥルック大王』(原題)の作品発表会に参加した。
この日、チュ・ホソンは45年ぶりに再び引き受けることになった『アルシュトゥルック大王』について紹介し、作品の特徴について話した。
チュ・ホソンは「公演が始まる前、舞台で扮装しながら入ってくる観客と私的な対話を交わすなど、このような構成は45年前にも破格的だった。その構成をそのまま続けたいと話し、そのようにする予定だ」と述べている。
チュ・ホソンは本格的な行事に先立ち「人間的に聞いてほしい」として、やっと口を開いた。彼が言おうとしたのは、6月26日に予定されている娘チャン・ナラの結婚のことだった。
『アルシュトゥルック大王』の公演に先立ち娘が結婚して二重の慶事を迎えたが、彼の表情はひたすら明るくはなかった。チュ・ホソンは「うちに慶事がある。この演劇と娘の結婚が重なるようになった理由はそれなりにある。実際は、(結婚の)日にちを決めるのも難しかった。劇場の日付はすでに先に決めており、練習も先に始めていた。演劇はあらかじめ企画もしなければならず、練習もしなければならないのではないか」と説明した。
続いて「隠し事はない。秘密にしたように映され、それで多くの方々が気になり、まるで秘密を暴くように見えて残念だ」と言いつつも「理解はする。しかし、芸能人ではない方と家のことなので秘密を暴いているように見える現実が個人的に辛い。予備新郎にも、その家族にも申し訳ない」と話した。
特にチュ・ホソンは「2~3カ月一緒に(演劇を)練習した人がいるが、今回の作品発表会でも娘の結婚と関連した話が出たらどうしようと思って眠れなかった」とし「(娘の結婚と関連したことを)絶対に隠したりするつもりはない。嬉しくて良いことだが、公開しないでほしいと頼んだことも公開された部分があり、とても困っている」と困惑した表情を見せた。
チュ・ホソンはこの日の作品発表会で演劇『アルシュトゥルック大王』について主に話をした。45年ぶりに同じ作品で同じ役割で舞台に立つ感想と、53年間猛烈に演劇をしながら若い後輩たちと呼吸を合わせたエピソードなどを伝えた。
作品に対する紹介を全て終えた頃、チュ・ホソンは娘チャン・ナラが嫁ぐ感想を明らかにした。
ようやく笑顔を見せたチュ・ホソンは「本当に嬉しい。2年前に息子が結婚し、これから娘が結婚する。息子も片づけて娘も片づける。嬉しくて楽しい。幸せだ。ありがとう」と感謝を伝えている。
チュ・ホソンが出演する演劇『アルシュトゥルック大王』は7月1日から10日まで大学路の「空間アウル」で公演される。
(記事提供=OSEN)
前へ
次へ