俳優チャン・グンソクが約4年半ぶりに日本のファンと感動の再会を果たした。
チャン・グンソクは6月3・4日の2日間、東京ガーデンシアターで「2022 JANG KEUN SUK FAN MEETING “We will meet Again”」を開催し、約1万2000人のファンと触れ合った。
オープニング映像では、入隊から今までのブランク期間中に本人が感じた率直な気持ちを文章で映し出された。ファンに会えない不安や、待ってくれたファンへの感謝が伝わると、客席からはファンのすすり泣く声も聞こえた。
ステージの幕が上がると、チャン・グンソクは感慨深そうに会場を埋め尽くしたファンの姿を隅々まで見渡し、ファンのための心を込めて制作した楽曲『Star』を披露した。
これに対し、ファンたちがサプライズで「おかえり」というスローガンを掲げると、チャン・グンソクも「4年半かかりました。 待っていてくれてありがとう!」と目を潤ませた。
今回のファンミーティングのため、企画の段階からファンとのコミュニケーションを最優先に考えたというチャン・グンソク。彼は事前にファンクラブやツイッターのハッシュタグを通じて募集したエピソードを見ながら、楽しそうにトークを繰り広げた。
コロナ対策のため歓声を上げることができないファンは、入場時に配られたハンドクラッパーや両面に「Yes」「No」と書かれた紙を使ってチャン・グンソクの質問に答えるなど、会えなかった時間を埋めるかのようにコミュニケーションを楽しんだ。
チャン・グンソクは久しぶりのステージで緊張すると言いながらも、流暢な日本語とトーク力を発揮しながらファンからの質問にもフィットに富んだ回答をして笑いを誘った。
イベントの終盤では、チャン・グンソク自ら書いてきた手紙を朗読。入隊した2018年から除隊、コロナ禍を経てやっとこの場に戻ってくるまでが日記のように綴られており、ファンの涙を誘った。
最後は今年発売したアルバム『Blooming』のリード曲『時を駆けて』をライブ初披露。ファンに会いたい気持ちを込めて直接手がけた歌詞の世界観と調和した、感動的な雰囲気の中で幕を閉じた。
アンコール曲『家に帰ろう』間奏部分では「皆さんの声はすべて聞こえてます。大きな拍手や温かい視線で感じるから」と、ファンの気持ちに応えた。 彼は「チャン・グンソクが帰る場所を作ってくれてありがとう」と何度も感謝を伝え、次の出会いを約束してステージを降りた。
(記事提供=OSEN)
◇チャン・グンソク プロフィール
1987年8月4日生まれ。1993年、6歳の頃に子供服のカタログモデルとして芸能界入りした。2001年に歌手BoAと共演したテレビCMで話題になり、2006年に出演したテレビドラマ『ファン・ジニ』で知名度を確固たるものにした。同年に日本のホラー映画『着信アリ Final』に出演し、日本でも注目を集めるように。2009年に放送されたドラマ『美男ですね』は日韓で熱い旋風を巻き起こした。その他の主演作にドラマ『ファン・ジニ』『メリは外泊中』『ラブレイン』『テバク~運命の瞬間~』『スイッチ~君と世界を変える~』など。2018年7月16日に社会服務要員として兵役を開始し、2020年5月29日に召集解除(除隊)された。
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