最近の韓国ドラマの男主人公は、身長を見て選んでいるのだろうか。各ドラマで人気を誇る俳優たちが、すらりとした長身とハンサムなビジュアルで女性視聴者を虜にしている。
基本的に身長180cmを超えるのが一般的な傾向だ。
“ペク・イジン病”を拡散しているドラマ『二十五、二十一』の俳優ナム・ジュヒョクの身長は187cmだ。そのおかげでナ・ヒド役の女優キム・テリを見下ろすツーショットは、ときめきそのものだ。キム・テリも166cmと決して小さくはない身長だが、ナム・ジュヒョクの体格によって見事な身長差が生じている。
がっしりとした肩とたくましい腕、一転してギャップのある少年のような笑顔と愛らしい魅力まで、まさにナム・ジュヒョクは全盛期だ。
Netflixでも配信中の『社内お見合い』で、“ラブコメ職人”のタイトルを獲得した俳優アン・ヒョソプの身長も187cmだ。彼が演じるキャラクター「カン・テム」は、典型的な財閥3世の完璧男。アン・ヒョソプの大きな背によって、より魅力的な男主人公が誕生した。
スーツならスーツ、カジュアルならカジュアル、被り物なら被り物、アップバングならアップバング。アン・ヒョソプはなんでも可能だ。
身長187cmの俳優はまだいる。『梨泰院クラス』で知られる俳優アン・ボヒョンだ。ドラマ『軍検事ドーベルマン』(原題)で演技のスペクトルを拡張させたアン・ボヒョンは、『太陽の末裔』に続いて再び軍人キャラクターを演技することになったが、モデル出身のすらりとしたビジュアルで軍服も法服も似合うという評価を得ている。
ここまで来ると、男主人公のキャスティング条件は「身長187cm」なのだろうかと思ってしまう。
週末のテレビ劇場を賑わせる“大賞俳優”チ・ヒョヌの身長も、やはり187cmだ。ドラマ『紳士とお嬢さん』(原題)は締めくくりを迎えるが、チ・ヒョヌはイ・ヨングクというキャラクターに完璧に溶け込んだ。チ・ヒョヌのビジュアルに惚れた視聴者がいるからこそ、『紳士とお嬢さん』の視聴率が40%台に迫っているのだ。
世間慣れしていないイメージで、童顔ともいわれる俳優ソン・ガン。そんな彼の身長は186cmだ。爽やかで背の高い俳優だから、年上女優パク・ミニョンとのロマンスが可能だ。ソン・ガンとパク・ミニョンのリアルなカップル演技は、ドラマ『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』の人気要因となっている。
(記事提供=OSEN)
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