ドラマ『二十五、二十一』の主人公「ナ・ヒド」のセリフに共感が集まっている。
【写真】キム・テリ&ナム・ジュヒョクの“世紀末ファッション”
放送2週間で話題性と視聴率を独占しているドラマ『二十五、二十一』の女優キム・テリが、「ナ・ヒドの勇気を与えるひと言」を披露した。
『二十五、二十一』は、1998年に夢を奪われた若者たちの彷徨と成長を描いたドラマだ。現在、3話連続で最高視聴率を更新し、首都圏と全国でケーブルテレビを含む同時間帯の視聴率1位を占めている。
何よりもキム・テリは『二十五、二十一』で“青春のシンボル”ナ・ヒド役で熱演を披露し、視聴者からの共感を受け、話題性と視聴率の牽引役を果たしている。
時には明るく、時には大人びた真剣さで青春の爽やかな面々を伝えているキム・テリの「勇気を与えるひと言」3つをまとめた。
「2人の時は、みんなには内緒で少しだけ幸せになろう。これは私たち2人だけの秘密だよ」
ナ・ヒド(演者キム・テリ)は、IMFのせいで夢も家族もお金も失い疲れ果てたペク・イジン(演者ナム・ジュヒョク)を18歳なりに子供っぽく無邪気に慰め、視聴者に感動を与えた。
借金取りに頭を下げたまま「絶対に幸せになりません」と涙を浮かべていたペク・イジンが「(18歳が)恋しい」と懐かしむと、ナ・ヒドは「とても楽しくて幸せなもの」と言ってペク・イジンを転校前の学校に連れていく。
水道の蛇口を回して巨大な水道の噴水台を作り、水遊びをしていたナ・ヒドは「2人の時は、みんなには内緒で少しだけ幸せになろう。これは私たち2人だけの秘密だよ」とペク・イジンに向かって秘密の“幸せのおまじない”をかける。
明るい笑顔でペク・イジンの苦しみを吹き飛ばしたナ・ヒドの慰めが、視聴者を感動させた。
「私たちが歩いていく未来には笑顔があふれてるといいな」
ナ・ヒドは、酒に酔ったペク・イジンが面接で落ちたと告白すると、彼女特有のポジティブなエネルギーを与えた。
コーチに叱られたことを打ち明けたナ・ヒドは、ペク・イジンに「慰めないでからかって。悲劇を笑いに変えると気分がマシになるの」と伝えると、真顔になりながらもすぐに笑い出したペク・イジン。ナ・ヒドは「すべてが悲劇ではないし、常に笑顔ではいられない。でも私たちが歩いていく未来には笑顔があふれてるといいな」と願いが込められた期待感を示した。
挫折もするが乗り越えるために孤軍奮闘するナ・ヒド自身が、同じ悩みを分かち合うペク・イジンに送る静かな応援が希望と夢に対する勇気を与えた。
「負けたからといって落ち込んでいられない。笑うと楽に忘れられるし。次のチャンスが来る」
ナ・ヒドは門の前で眠っているペク・イジンに毛布をかけた後、「面接に落ちたので怒らせないで」と書き残した。
書き残しのせいで笑い物になったことで謝罪を求めたが、すぐに「おかげで笑えた」と感謝の気持ちを伝えるペク・イジン。 「また気持ちが浮上してきて悲劇を笑いに変えることに共感した」と伝え、なぜナ・ヒドがそんな方法を考えたのか理由を尋ねる。
ナ・ヒドは「負けたからといって落ち込んでいられない。笑うと楽に忘れられるし。次のチャンスが来る」と自分だけの挫折克服法について説明した。
誰にでも起こる失敗と危機、苦難と逆境をたくましく、堂々と乗り切る姿に共感せざるを得ない状況をつくってしまう。
制作会社Hwa&Dam Picturesは「キム・テリではない、ほかの誰も『二十五、二十一』のナ・ヒドを思い浮かばせない。代替不可能な演技力と響きわたる渾然一体の演技でナ・ヒドを完成させている。老若男女に共感を与え、さわやかな青春の熱情と覇気、温かい慰めと勇気を与えているナ・ヒド役のキム・テリにたくさんの応援をお願いする」と伝えた。
ドラマ『二十五、二十一』は、Netflixで視聴可能だ。
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