BLACKPINKのメンバー、ジスがドラマ『スノードロップ』を通じて初めて演技者としての顔を見せる。彼女の演技を見たチョ・ヒョンタクPDと、一緒に呼吸を合わせた俳優チョン・ヘインが親指を立てるほど、初作品から存在感を見せたため、さらに期待が大きい。
日本では「Disney+(ディズニープラス)」で配信される新ドラマ『スノードロップ』(JTBC)の制作発表会が、去る12月16日にオンラインで行われた。この日の席にはチョ・ヒョンタクPDと俳優チョン・ヘイン、そしてジスが参加した。
『スノードロップ』は1987年のソウルを背景に、ある日突然、女子大学の寄宿舎に血まみれに飛び込んできただ名門大生のスホ(演者チョン・ヘイン)と、彼を隠して治療する女子大生ヨンロ(演者ジス)の時代に逆らう切実な愛の話を盛り込んだ作品だ。大ヒットドラマ『SKYキャッスル』のチョ・ヒョンタクPDとユ・ヒョンミ作家が再び意気投合した作品であるだけに、期待を集めている。
BLACKPINKのジスは、『スノードロップ』で初めて演技に挑戦する。ジスは若々しくて可愛い女子大生ヨンロに扮する。ホス女子大学の寄宿舎207号のムードメーカーであるヨンロは、ルームメイトと一緒に出会ったスホに一目惚れし、負傷したまま再会することになった彼を、舎監の目を避けて寮に隠して治療することになる。
BLACKPINKはすでにK-POPを制覇しているといっても過言ではないが、“演技者”、“俳優”としては初挑戦になるため、期待と緊張が共存する。ジスを見守るファンも同じ心境ではないだろうか。
ジスをキャスティングした背景についてチョ・ヒョンタクPDは、「脚本家と準備していたが、“ヨンロ”というキャラクターがどんな人なのかがわからなかった。俳優が来てキャラクターを完成させるのかと思ったが、ヨンロは新人俳優がやるとは考えなかった。ところが、ある席でジスを見ると、すぐに“あの方がヨンロだ”と思った。会うやいなやジスに“無条件でやらなければならない”と脅迫しつつ、訴えた記憶がある。会社に行ってすぐに“やらなければならない”と言ってくれとお願いした。品位はないが、本心を隠すのが難しく、そうやってまで提案したことを覚えている」と話した。
ジスは「台本をもらって読んだが、ヨンロがとても明るくて魅力的な人物だった。こんな明るいエネルギーを人々に分けることができればと思い、惹かれた」とし、「ヨンロが順調な人生だけを歩んできたわけではないが、明るく多くの人にエネルギーを与えようとしていたことが良かった。私が学ぶべきことだった。ヨンロを演じながら、多くを学んだ」と話した。
一緒に呼吸を合わせた俳優チョン・ヘインも、ジスとのケミストリーについて話した。チョン・ヘインは「撮影ごとに驚きの連続だった。演技は相手と一緒に作っていくものだが、とても配慮をしてくれた。そして一緒に撮るシーンで監督からディレクションをもらうと、すぐに理解してすぐに表現するのが簡単なことではないのに、その時間が短くて驚き、うまく具現していて驚いた。どうしても物語の中心人物なので、ヨンロの周辺には人が多い。そこで中心をよくつかみ、寄宿舎のなかの学生たちが演技を楽にできるようにしてくれた。だからありがたかった」と話した。
演技初挑戦にもかかわらず、演出者はもちろん、相手役として呼吸を合わせる俳優の心まで掴んだジス。“俳優”としての一歩を踏み出したジスは、「スタッフの方々と良い音楽、良い演出で良いドラマが出てきそうだ。今週初放送される『スノードロップ』をたくさん愛してほしい。楽しく見てほしい」と話した。
『スノードロップ』は韓国JTBCで12月18日22時30分から放送される。日本では、12月19日0時10分より配信される「Disney+(ディズニープラス)」の新コンテンツブランド「スター」にて視聴可能だ。
(記事提供=OSEN)
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