“芸能人”であることを前面に押し出して予約がいっぱいの飲食店に席を作る。そして番組を撮影する。
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芸能人だからこそできた“特別扱い”と見なければならないのか、バラエティ番組として許容できる範囲と見なければならないのか。議論が尽きることなく続いている。
「ヘイユー!こんにちは。すいません、ノ・ホンチョルです!そこはとてもおいしいと聞きました。すみませんが、Netflixを見ますか?Netflixが僕に大金を投資してくれて、撮影しているんです。それで高価なバイクに乗って済州島に来たんですよ。俺の荷物持ちで来たのがRAINなんです。RAINが言うには、このステーキを絶対に食えと!」
状況はこうだった。歌手RAINが済州のステーキ店に自ら電話をかけて予約を試みた。しかし当日の予約がすでにいっぱいだったため、RAINは翌日の予約が可能か尋ねた。翌日はステーキ店の定休日だった。RAINは予約することができなかった。
すると、ノ・ホンチョルが「そうだ、試してみよう」と電話を取り出した。彼は「同じように電話してみよう。名乗ってみる。昨日の市場でもオレの人気が上だった」などと話した。RAINは鼻で笑ったが、ノ・ホンチョルは電話をかけて“ノ・ホンチョル”を前面に出し、“大資本”の匂いまで漂わせた。
ステーキ店の社長は「それでは一応は…いらっしゃってください」と話した。そうしてステーキ店の予約に成功したノ・ホンチョルとRAINは、屋外に設けられた席でステーキを食べて番組が進んでいった。
ここまでが去る12月11日に全世界190カ国以上に公開されたNetflix『腹ペコとモジャモジャ』の第2話の一部だ。要約すると、自分の正体を明らかにしなかったRAINは予約に失敗し、芸能人であることを前面に押し出したノ・ホンチョルは当日の予約が締め切られ、翌日が定休日であるステーキ店の予約に成功した。
視聴者が眉をひそめた理由がここにある。一般人であれば想像できないことが起きたのだ。それも“芸能人”を前面に出して、可能にしたという点が相対的に虚しさを抱かせた。
最近も芸能人の“特別扱い”については、意見が多かった。
タレントのパク・ジユンが「子供お断り」の飲食店に子供たちと訪れて議論となり、歌手イ・ジフンが妻アヤネとノーマスクのドレスツアー(ドレスショップ巡り)をしたことが発覚して騒動となった。その他にも「芸能人」を前面に押し出して“特別扱い”を受け、不公平な方法で利益を得ることは批判の対象になってきた。そのため『腹ペコとモジャモジャ』も多くの人々の批判を受けている。
一部からは、バラエティ番組なので甘く見てもいいのではないかという声も出ている。芸能人の特別扱いだとの意見と、バラエティ番組だから許すべきという意見が激しくぶつかり合っているのが現状だ。
なおNetflix『腹ペコとモジャモジャ』は、意外な交友関係である“腹ペコ”RAINと“モジャモジャ”ノ・ホンチョルが韓国各地を歩き回り、様々な旅行の楽しみを披露する旅行バラエティだ。12月11日にNetflixで配信された。
(記事提供=OSEN)
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