元恋人に中絶を強要したとの疑惑を認めて謝罪した俳優キム・ソンホが、出演が決まっていた2本の映画から降板することがわかった。
10月20日、映画『2時のデート』(原題)の制作会社ウェユネガン側は、『OSEN』に「キム・ソンホが公式に降板することになった」と明かした。
『2時のデート』は、想像を超える秘密を持った下の階に住む女性と上の階の男が毎日出会うことで繰り広げられる、温かくも童話のようなストーリーのロマンティックコメディだ。大ヒット映画『EXITイグジット』で知られるイ・サングン監督がメガホンをとり、少女時代ユナと俳優キム・ソンホが主演としてキャスティングされていた。2022年3月にクランクインする予定だった。
しかし10月17日、オンラインコミュニティにキム・ソンホの私生活問題と関する暴露文が投稿され、大きな議論となった。キム・ソンホは10月20日に疑惑を認め、謝罪の言葉を発表したが、その余波が広がり続けている状況だ。
レギュラーを務めていた人気バラエティ番組『1泊2日』の降板が決まると、出演が決まっていた映画『ドッグデイズ』(原題)、そして映画『2時のデート』の出演も取り消された。
ただ、キム・ソンホが出演を予定し、来る11月から撮影が始まる映画『悲しい熱帯』(原題)側は、「まだ決定されたものはない」との立場だ。他の俳優に交代となる可能性が高いが、時間的な余裕がなく、調整が難しい状況だ。
◇キム・ソンホ プロフィール
1986年5月8日生まれ。2009年に演劇『ニューボーイングボーイング』でデビューして以来、演劇界で俳優としての実力を積み重ねてきた。その後活動範囲を広げ、2017年には『キム課長とソ理事』でドラマデビューを果たす。同年のドラマ『トゥー・カップス~ただいま恋が憑依中⁉~』では魔性の詐欺師コン・スチャン役を好演し、「MBC演技大賞」で「新人賞」と「優秀賞」の2冠を達成した。2020年のドラマ『スタートアップ: 夢の扉』に出演し、韓国だけでなく、日本でも人気を集めた。
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