9月に国連演説を行ったBTSに韓国政府が出演料を支払っていないとの疑惑が再び浮上したなか、韓国大統領府のタク・ヒョンミン儀典秘書官が反論した。
タク・ヒョンミン秘書官は10月15日、SNSを通じて「政府が手続きと過程を経るのは当然で、“支給決定”は“支給”と変わりないというのが所属事務所と政府の立場だ」と強調した。
たびたび「まだBTSに出演料が支給されていないのか」と聞かれることについて、「ずっとなぜ?なぜ?と聞くのならば、答えは簡単」とし、「今後、国家費用処理の過程を省略し、確認手続き、請求手続きも省略し、私人同士が口座振込するように、すぐに入金できるよう国会で関連法律と規定を変えればいい」と述べた。
そして「国家の仕事に献身した人たちに正当な費用を支払えるように、みっともない最小限の実費ではなく、正当な費用を渡せるように、十分な予算を配分し、その執行の迅速さのために手続きをなくしてくれるのなら、私のような人がどうやっても限定されている予算の中で最大値を作ろうとしなくて済む」と話した。
先立って、前日に行われた国会・文化体育観光委員会の国政監査で、パク・チョン議員が「(出演料の支払いを)執行していないという報道がよく出ている」とし、「国連総会演説にBTSが行って、講演もしたのに、執行しなかったのか」と質疑した。
それに対して海外文化広報院パク・チョンリョル院長は、「早ければ15日、そうでなければ来週月曜日の18日に支払われる」とし、「7億1700万ウォン(約7170万円)という契約をし、用役結果が出れば、すぐに支払うことになっている」と答えた。
そのやり取りに接したタク秘書官は10月14日、SNSに「BTS関連のイベントが始まる前に、すでに関連契約を完了しており、イベント終了後、政府の行政手続き上の“代金支給決定”がすでに完了した」とし、「BTSの所属事務所HYBE側の入金要請があってこそ、“入金”ができる政府の手続き上、HYBE側の入金要請だけあれば3日後に入金される」とし、HYBEが10月13日に支給要請書類を送ってきたと説明した。
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