V.Iは最近、証拠隠滅の疑いで警察の調査を受けた。彼は、チョン・ジュニョンのグループチャット内容がマスコミによって報じられ議論が広がると、チョン・ジュニョン、チェ・ジョンフンなどに携帯電話を交換するように指示したという。
また、グループチャットルームで不法撮影された女性の裸の写真を共有した容疑でも立件されている。
運営していたクラブ「モンキーミュージアム」を、一般飲食店として変則的に運営していた事実も明らかになり、食品衛生法違反の容疑もかけられている。
V.Iは当初、3月25日に入隊予定だったが、兵務庁の決定で陸軍入隊日が3カ月延期された状態だ。
3カ月後には兵役法の規定によって、入隊か延期かが再び決定される。3カ月以内にV.Iの疑いがすべて立証できるかどうかも、世間が気にするところだ。
V.Iをめぐる疑いと疑惑が連日提起されているにもかかわらず、逮捕状申請が行われない理由について、法務法人江南のイ・ジョンウォン弁護士は「V.Iに対する疑惑が大きくなり、社会的な波紋が広がっているが、拘束捜査は容易ではなさそうだ」と語る。
イ弁護士は「拘束となるには、犯罪の重大性が立証されなければならない。現在、5つの容疑が提起されているが、量刑上3年以上宣告される重大な犯罪ではない。事案別に容疑がさらに立証されてこそ、逮捕状請求が可能とみられる」とし、「逃走憂慮があり、証拠隠滅憂慮と関連しても、警察が裁判所で逮捕状を取りにくい状況なのだろう」と分析した。
イ弁護士は「連日厳しい捜査が行われているようなので、軍入隊を先送りした3カ月内には容疑立証が相当部分に渡って行われるだろう」と、予測している。
