『スタートアップ』出演俳優キム・ドワン「カン・ハヌルさんやパク・ソジュンさんを参考に」【インタビュー】

2021年08月01日 話題

新人俳優キム・ドワンが、tvNドラマ『九尾の狐とキケンな同居』(原題)で“人生キャラクター”に出会った。彼はドラマ内で、ヤン・ヘソン(演者カン・ハンナ)だけを思う純情男ト・ジェジンを演じると同時に、“直進年下男”で女心を刺激した。

【注目】パク・ソジュンのサインも!現在開催中の「韓ドラ展」に潜入

キム・ドワンは、「ト・ジェジンを演じながら、できるだけ純粋な感情をどのように表現しようか悩んだことがあった」とし、「そんな表現方法をあまりしたことがなかったので、『椿の花咲く頃』のカン・ハヌル先輩、『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』のパク・ソジュン先輩などを見ながら、どんな風に演じたら良いか参考にした」と切り出した。

人気ウェブ漫画を原作とするドラマであるため、心構えもまた格別だった。キム・ドワンは、「ウェブ漫画を読んでから台本を読んだときに“こんなに純粋になれるかな”と思った。(ト・ジェジンは)純粋ながら男らしく、多彩な魅力がある人物だった。素直だからこそ、出てくる魅力が多いと感じた」とし、「僕はただ迷惑をかけないように撮影に臨んだ」と述べた。

謙虚さを見せたキム・ドワンだが、彼が演じたト・ジェジンは十分に好評を得た。ユーチューブなど動画のプラットフォームで、彼の活躍ぶりが生産性を生み出すほどの大きな注目を集めた。

(写真=Awesome Ent)

“人生キャラクター”ジェジンとのシンクロ率は…

実際はドラマ内のト・ジェジンと同じところもあれば違うところもあると答えたキム・ドワンは、シンクロ率については50%と回答。「ジェジンと性格自体は似ている。恋において無謀なほど素直だ。素直なのが最高の美徳だと思う。僕は、隠さずに計算して進むよりかは“直進”する」とし、「ただ表現方法は違う。僕はお酒にあまり酔わない方だし、涙もない方だ」と笑いを誘った。

今作で共演したイ・ヘリ、カン・ハンナ、パク・ギョンヘら女優との呼吸も外せない。キム・ドワンはカン・ハンナと披露した甘いロマンスについて、「ハンナ先輩と話をたくさんした。どのようにすれば愛おしい姿を見せることができるのか悩んだが、ハンナ先輩が良いアイディアをたくさんもっていたので信じてついていった。最高のパートナーだった」とした。

続けて、「『スタートアップ:夢の扉』の撮影で親しくなったので、今回も共演できて嬉しかった。コンビネーションも本当に良かった」と満足感を述べた。

また、イ・ヘリパク・ギョンヘについても、「本当に楽に、楽しく撮影をした。特に、ヘリ先輩が皆の面倒を良く見てくれてすぐに親しくなった。互いに信頼関係が築かれ、なんでも受け入れられる状態だった。ヘリ先輩には現場での態度など、良いことをたくさん学んだ」と付け加えた。

演技に対する「欲が多い」

周囲の反応も熱かった。キム・ドワンは「事前制作のドラマなので両親と一緒に放送を見たが、喜んでくれた。知人たちも面白く見てくれて気分が良かった。今まで見せてこなかった僕の姿を見せた作品でもあったので、いろいろと記憶に残る作品」と述べた。

また、「僕自身も変わったことがある。これまで難しいキャラクターをたくさんやってきたが、ジェジンを演じながら人々と愉快に過ごそうと努力した。たくさん話そうとしているうちに、前よりも明るくなれた感じで愉快なエネルギーをたくさん得た気がする」とも語った。

(写真提供=Awesome Ent)

ポータルサイトでキム・ドワンの名前を検索すると「キム・ドワン 次回作」と候補が出るほどに、次へのステップに対する大衆の期待は高い。

次回作のために金髪に染めた彼は、「ネタバレではないが一生懸命撮影している。今回見せる姿は、ジェジンとは正反対の性格と環境、状況におかれた人物だ」と述べ、次回作への期待を高めた。

去る2017年にウェブドラマ『seventeen』でデビューし、休むことなく走ってきたキム・ドワンは、「欲が多いかもしれない。『seventeen』のときは上手に演じたと思っていたが、期待よりも上手にできていないということを知って悔しかった。でも、そんなところが僕は気に入った。演技をしながらキャラクターに出会い知ることが幸せだ」と明かした。

そして、「デビューしたばかりの頃は自分自身をあまり信じていなかったが、いくつか作品をこなしていくうちに少しずつ確信を持てるようになった。時代劇、アクション、狂気に満ちたキャラクターなどまだまだ挑戦したいことが多い。1つには絞れない。少しずつお見せできれば嬉しい」と目を輝かせながら語った。

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集