韓国の新バラエティ番組『飲む奴ら』(原題)が、IHQチャンネルの期待作になるとの意欲を示した。
7月20日、IHQとディスカバリーの新バラエティ番組『飲む奴ら』のオンライン制作発表会が行われた。制作発表会にはSUPER JUNIORのキュヒョン、コメディアンのチャン・ドンミン、Golden Childのチャンジュンが参加。コメディアンのユ・サンミンの進行で、番組について話を交わした。
『飲む奴ら』は、”モクパン(食べ物を食べるテレビ番組)界”のブルーオーシャン(未開拓の市場)だった”おつまみ”を探し回る番組だ。
飲酒に焦点を合わせた番組ではなく、お酒の種類に合わせた食べ物紹介する「おつまみ探求生活放送」を標榜している。韓国芸能界の愛飲家として有名なキュヒョンと、美食家で有名なイ・ジョンヒョク、チャン・ドンミン、人並み外れた活力のチャンジュンが出演する。
『飲む奴ら』はタイトルからIHQの代表番組『美味しい奴ら』を連想させる。『美味しい奴ら』は長い間放送され、出演者のキム・ジュンヒョン、キム・ミンギョン、ムン・セユン、ユ・ミンサンを人気者にするだけではなく、マニア層からも熱い人気を集めた。『飲む奴ら』もそれに劣らない魅力を見せることができるかに期待が集まる。
出演陣は口を揃えて『飲む奴ら』に対する期待感を示した。まず、チャン・ドンミンは「夢にまで見たバラエティだ。これまでもお酒を飲みながらの放送はあった。でも、美味しいおつまみを食べながらという番組はなかった。私にそういうことができてよかった」と語った。
キュヒョンも「一緒にやってくれるチームの面々も立派だから、無条件でやると言った」と明かした。チャン・ドンミンは「まだ若いのでお酒を飲みながらやるのは初めてだ。漢方医院で、二日酔いの薬を作ってきたけど、実際に家に帰ると意識が飛んでしまって一度も飲めなかった」と冗談を言った。
またキュヒョンは、「ジョンヒョクさんやドンミンさんとは番組では会ったことがあるけど、お酒を飲んだことがなくて残念だった。ところが、周囲からは“気をつけろ”と言われた。“お二人が本当によく食べるので、下手をすると痛い目にあうかも”と言われた。4人で飲みながらおつまみの相性を見るわけだが、おつまみよりも私たちの相性が良かった」と自負した。
チャンジュンは「テレビに入った気分だ。画面上でしかお会いできなかった先輩たちとご一緒できて幸せだ。このケミ(人との出会いで起る化学反応)のために、末っ子として頑張りたい」と語った。これに対してチャン・ドンミンは、末っ子チャンジュンについて「パッと消える。全部いいんだけど、長続きしない」とし、キュヒョンは「序盤は振り切っているけど、後半は静かだ」と話して笑いを誘った。
酒好きのメンバーが集まっただけに、各自の酒量も期待を集めた。チャン・ドンミンが酒量を自慢すると、キュヒョンは「もともとは一人酒はしなかった…。コロナ禍で外出できないし、人に会うこともできないため、一人酒を始めた。この間の休暇も、1人で誰もいないところに行った。その時、焼酎を2~3本ほど飲んだ」と話した。
チャンジョンは「4人のうち、私が最も若い肝臓だったので、たくさん飲めると思っていたが、そうではなかった。“赤ちゃん扱い”だった。最初は2~3本くらいはいけると思っていたが、実際は1本から1本半だった」と話した。チャン・ドンミンは「誤解しているようだが、お前は1本どころか4杯だ」と答えて、さらに笑みを浮かべた。
おつまみに対する各自の考えも格別だった。チャン・ドンミンは「同行者の意見を最大限尊重する。“ここに行かなければならない”とは言わない」と明かした。
キュヒョンは「僕の場合は5日前からリストを作っていて、第1、第2候補を選ぶ人を招待する。僕が行きたい場所にいくだけに、会計は僕がする」と述べた。一方、「グルメに詳しい」としながらも、「たまに番組で聞かれても教えない。放送に出たら僕が行けないから」と語った。
チャンジョンは「僕は外で飲む場合は、会社の人と飲むことが多いため、会社の法人カードが使える場所によく行く」と話し、笑いを誘った。
続いてキュヒョンは、「まだ撮影を2回しかしていない」と話し、チャン・ドンミンは「キュヒョンさんとやれてよかった。私は世話をするのが好きなんだけど、キュヒョンさんはすごく食事にうるさい。だから美味しく食べていると、とてもうれしかった。普通、3~4回ほど面倒を見たら、1回は私の面倒を見てくれる。だが…人でなしだ」と冗談を言ったりもした。
『飲むやつら』のメンバーは視聴率公約も掲げた。『美味しい奴ら』も視聴率が1.4~1.6%だったことがわかると、チャン・ドンミンは「3%の公約を掲げよう」と自信を示し、 「コロナ禍の時代だから家においしいおつまみを配送して食べてもらいたい」と語った。また、キュヒョンは「別に飲むときは、抽選でビデオ通話で一緒に飲みたい。物質的なものよりも思い出を残したい」と語った。
最後にキュヒョンは「コロナ禍で外食が容易ではない環境、私たちと家で一緒に一杯飲んで楽しむ感じで見てほしい」と付け加えた。
(記事提供=OSEN)
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