7月3日からtvNドラマ『悪魔判事』(原題)の放送がスタートされた中、俳優チソンが見事なイメージチェンジを果たした。
チソンが演じるカン・ヨハンの謎めいた姿は、『ヴィンチェンツォ』のソン・ジュンギや『模範タクシー』のイ・ジェフンに次ぐ新たな“ダークヒーロー”の誕生を予感させた。
『悪魔判事』は、“ディストピア世界”となった架空の韓国を舞台に、全国民が参加する“ライブ法廷ショー”を通じて正義に対するメッセージを投げかけることで従来のドラマと差別化を図っている。架空の設定がもたらす自由さゆえに、今後の展開には期待感が集まっている。
『悪魔判事』が『Mine』の後続作品であることも注目に値する。最終回の視聴率が10.5%(全国平均/ニールセンコリア調べ)を記録しながら有終の美を飾った『Mine』の主演女優は、チソンの妻であるイ・ボヨンだったからだ。夫婦がバトンを引き継ぐ形で同局・同枠のドラマに出演することは珍しい。
2013年に結婚し、現在は2人の子どもを育てているチソン&イ・ボヨン夫婦。過去のインタビューでは2人の活動時期が重ならないようにすることこそ、仕事と育児を両立させる夫婦のコツだと言っていたが、今回は少し重なってしまったようだ。
チソンは『悪魔判事』の制作発表会で「僕たちにはこの期間が新しい経験でありながらも、乗り越えるべき時間だった。子どもたちと一緒にいられなくて心苦しい部分があった」と明かした。
チソンとイ・ボヨン夫婦は、2人並んで2017年の「SBS演技大賞」で大賞候補にノミネートされたほど、演技力の高さが評価されている。そんな彼らが同じ時期にドラマ復帰を果たし、切磋琢磨することになった。
業界の関係者は「チソン、イ・ボヨンはそれぞれのイメージも良いが、一緒にいると良い大きなシナジー効果を発揮する。今回、主演ドラマの放送が並ぶことで2人だけでなく、ドラマにも大きな注目が集まっている」と話した。
チソンが主演するドラマ『悪魔判事』は、韓国tvNにて毎週土・日曜21時に放送中。全16話予定。
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