「CJ ENMの立場からしてみれば、このイベントからカン・ダニエルを除外する理由はひとつもない。当然のことではあるが、現在彼に置かれた“所属事務所と紛争中”という状況が、今回のキャスティングに影響を及ぼしたのだろう。
どんな形であれ問題解決さえすれば、カン・ダニエルが出演する可能性は高くなる。彼自身にとっても、KCONは世界中のファンに自身の存在を知らせるに最適な舞台だ。このイベントへの参加を逃すことは大きな損失となる」
また、カン・ダニエルは所属事務所と話し合ったうえで5月開催のグローバルファンミーティングの日程まで確定しており、会場の手配をはじめとした事前準備がかなり進行している状況だという。
そんな中で所属事務所との対立が長期化すれば、代行会社や各開催地域の業者に対する損害賠償などの処理が法廷争いの主な焦点となるだろう。
現在、カン・ダニエルが選択できる道は3つだ。ひとつは、所属事務所LMエンターテインメントに復帰すること。次に、所属事務所とは違約金などの条件を元に合意のうえ決別し、新たな道を歩むこと。そして、所属事務所との本格的な法廷争いに乗り出すこと。法廷争いを選択した場合は、長期の空白期間が生じることを避けられないだろう。
世界的なデビューのチャンスを前にして、カン・ダニエルがどのような行動に出るのか。今後の展開に世間は大きな関心を寄せている。