「日本人じゃないの?」『ミスター・サンシャイン』の熱演で誤解を受けた韓国俳優の秘話

2021年05月12日 話題

ドラマ『ミスター・サンシャイン』の影響で日本人との誤解を受けたこともある俳優イ・ジョンヒョンが、国家有功者(国家のために貢献して犠牲となった人)の子孫であるという事実を明らかにした。

【注目】もはや“日本人役”専門!? 俳優イ・ジョンヒョン

5月11日に放送された韓国tvNのバラエティ番組『ON and OFF』では、イ・ジョンヒョンの日常が公開された。

イ・ジョンヒョンは、イ・ビョンホン主演ドラマ『ミスター・サンシャイン』で日本人役を演じ、強烈な印象を残した。日本人ではないかと調べられるほど、高いシンクロ率を誇った。

番組出演者のソン・シギョンは「日本人役を演じて、俳優本人も日本人という誤解を受けた。練習をたくさんしたのか?」とイ・ジョンヒョンに尋ねた。

するとイ・ジョンヒョンは、「全羅北道の金堤(キムジェ)で育った。在日コリアンの俳優仲間がいる。彼らが録音して送ってくれたものを聞いて、活用した」と説明した。

(画像=tvN『ON and OFF』)

出演者のNucksalは、イ・ジョンヒョンが光復節(韓国の祝日、8月15日)に公式席上で国歌を歌ったイ・ジョンヒョンの姿を振り返った。Nucksalは「日本人の役を多くしたが、光復節にテレビで国歌を歌った。どうしてそうなったのか」と質問した。

イ・ジョンヒョンは「大統領府から連絡がきた。親戚に顕忠院(国家と民族のために殉国した人々の魂が眠る国立墓地)にいる方がいる」と答えた。

しかしイ・ジョンヒョンの演技の強烈な印象のせいで、抗議する人もいたそうだ。ソン・シギョンが「なぜ日本人が国歌を歌うのかという抗議があったと聞いた」と聞くと、イ・ジョンヒョンは「私も恥ずかしかった。歌が下手なのに歌って」と述べた。

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