KARA出身の故ク・ハラさんの自宅金庫の盗難事件について、警察が犯人を特定できず、捜査を暫定的に終結させたことが遅れてわかった。
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江南(カンナム)警察署は4月28日、2020年1月頃に発生したク・ハラさんの盗難事件を昨年12月17日に“未済事件”として処分したと明かした。警察が捜査の糸口を掴めなかった際、事件の捜査を公訴時効満了まで暫定的に終結することを意味する。
警察関係者は「関連者の陳述と現場鑑識、CCTV(監視カメラ)確認など多角度で捜査を進行したが、容疑者を特定できなかった」とし、「被害者側が提出した映像だけでは特定が難しく、周辺のCCTVにも事件当時の記録が残っていなかった」と説明した。
また「捜査開始の必要がないと見る“内査終結”ではなく、いったん未済事件として残しておく。追加で手掛かりが見つかれば、いつでも調査を再開する暫定措置」と付け加えた。
先立って2020年5月、ク・ハラさんの実兄であるク・ホイン氏は、ク・ハラの自宅の金庫が盗まれたという事実を知り、警察に事件を申告した。金庫は同年1月頃になくなったと伝えられた。
公開されたCCTV(監視カメラ)映像によると、帽子をかぶった男性が自宅の庭に向かい、ドアのパスワードを入力しようとして失敗するなど、家に侵入しようとしている状況が収められていることが確認された。
ク・ホイン氏は、犯人がドアのパスワードと家の構造を正確に知っているという点から、犯人は面識のある知人ではないかと推定した。しかし容疑者が特定されず、事件の進展がない状況が続いていた。
なおKARAのメンバーとして日本でも活躍したク・ハラさんは、2019年11月、28歳の若さで突然この世を去り、大きな衝撃を与えた。
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