兵役生活始めるイ・ジョンソクも自宅から通勤できる!? 期間短縮された社会服務要員とは?

2019年03月06日 話題 #兵役 #康熙奉コラム

芸能人が兵役で社会服務要員になった場合、ソウル市内の区役所か福祉施設に所属することが多い。いずれにしても、服務を行うのは公的機関だ。そして、従来の兵役期間が短縮されることが決定している。

今までは、社会服務要員の兵役期間は24カ月だった。陸軍の現役兵が21カ月となっていて、それより3カ月長かったのだ。

ただし、2018年10月から兵役期間が短縮されて、最終的に陸軍で18カ月になる。それにともなって、社会服務要員の兵役期間も21カ月まで短くなる。

しかし、その短縮が完全に実施されるのは、2020年6月15日以降に兵役に入る人からだ。それ以前に兵役を始める人は、スタートした日に応じて段階的に短縮されることになっている。

それは、「2週間に1日ずつ」短くするという方式が採用されている。

これだけではわかりづらいので、具体例を当てはめてみよう。

たとえば、人気俳優のイ・ジョンソクは3月8日から社会服務要員として兵役に入ることが予定されている。

従来の24カ月なら、イ・ジョンソクの兵役終了は2021年3月7日だった。しかし、段階的な兵役期間の短縮が行われて、イ・ジョンソクの場合は57日も兵役終了が早まる。結局、彼の兵役終了予定日は2021年1月9日となる。

本人にしてもファンにしても、兵役終了が早くなるのは朗報だろう。

なお、社会服務要員の場合は、自宅から職場まで通勤することになる。

基本的な服務は午前9時から午後6時までで、土曜日と日曜日は休日である。

残業もほとんどなく、夜は友人たちと食事をすることも可能だ。

さらに、陸軍の現役兵と同額の給料が支給されるし、長期の休暇を取得することもできる。芸能活動を中断せざるをえないのは残念なことだろうが、韓国男子の義務である以上、兵役を通して有益なキャリアを加えてくれれば幸いだ。

(文=康 熙奉/カン・ヒボン)

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