ベクヒョンは3月30日、ミニ3rdアルバム『Bambi』のオンライン制作発表会を行った。このアルバムは10カ月ぶりのソロカムバックで、軍入隊前の最後のアルバムとなる。
ベクヒョンは「毎回新しいアルバムを披露するたびに自分のアイデアを出してきたが、今回も緊張する。30歳になってから新しい姿をどのようにお見せすれば良いか随分悩んだ。自分の考えが間違っていなければいいな」とカムバックの感想を明らかにした。
今回のアルバムには、リード曲『Bambi』『Love Scene』『All I Got』『Privacy』『Cry For Love』、昨年末シングルとして公開された『Amusement Park』など、全6曲が収録されている。特に、愛をテーマにした多彩な雰囲気のR&Bで構成され、これまでベクヒョンがソロアルバムで披露してきた音楽の感性に触れることができる。ベクヒョンは「前回のアルバムでは音楽のサウンドに重点を置いたとすれば、今回は楽器セッションよりも自分のボーカルに重点を置いた。成長した自分のボーカルの実力を披露するために準備した」と説明している。
リード曲『Bambi』が感性豊かなギターの旋律とベクヒョンの甘美なボーカルが引き立ち、歌詞は成熟したラブストーリーが童話のような表現で書かれている。曲について彼は「“ベクヒョンのオーダーメイド曲”と言えるほど僕とよく合う曲」と自信満々に答えた。
ベクヒョンは今回のアルバムに音楽だけでなく、ミュージックビデオ、衣装スタイリングにもアイデアを出すなど、積極的に参加して自身の個性を表現したという。ベクヒョンは「これまでステージの上で完璧な姿を見せてきたとすれば、今回は衣装は簡素化し、ダンスも軽く踊った。華やかな衣装でなくても、かっこいいところをお見せしたかった」と話している。
ベクヒョンはEXOとしてだけでなく、ソロとしてもはっきりと存在感を示している。昨年5月に発表した2枚目のミニアルバム『DELIGHT』で、グループに続きソロ歌手としてもミリオンセラーになるという記録を立てた。ベクヒョンは「グループもソロもミリオンセラーを達成し、本当に幸せだった。一生懸命努力した時間が全て報われたような感じだった。僕が優秀だからでなく、ファンの皆さんの無限の愛情のおかげだと思う」と謙遜して見せた。
『Bambi』の先行注文量だけで83万枚を突破し、自己最高記録を更新しているベクヒョンは「本当はプレッシャーもある。実力の向上は当たり前のことで、ファンにプレゼントしたくて一生懸命準備した。しかし、むしろ僕がプレゼントをもらった感じだ。ファンの方々には活動をきちんとできず申し訳ない」と率直な気持ちを伝えている。
これまでソロアルバムの準備、SuperMのスケジュールなどをこなしながら忙しく過ごしてきたベクヒョンは今年で30歳を迎え、軍の入隊を控えている。ベクヒョンは「ファンの皆さんのおかげで幸せな20代を過ごせた」と胸の内を語り、ファンへの思いを語った。
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