韓国の“320kg”ラッパーBig Joeが手術中に逝去…ファンとの最後の交流が話題に

2021年01月11日 話題

”320kg”の巨体で有名な韓国のラッパーBig Joeが、享年43歳で世を去った。

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1月6日、Big Joeは金浦(キンポ)市にある病院で体内炎症除去の手術を受けていたが、 臓器から発生した出血過多で死亡したものとされている。

そして“韓国版ニコ生”と称される動画配信サイト「アフリカTV」で彼が行った、最後の配信も注目されている。

Big Joeは2020年12月16日、約1時間ファンと交流していた。Big Joeは「今日はちょっとだけ放送する。皆さん、本当にありがとう。星風船(アフリカTV内で使用されているサイバーマネー)を欲しがっているようで、正直配信したくなかった。決してそうではなく、皆さんと少しでも話したかった」と語っていた。

続いて「明日入院する予定だが、必ず入院するという保障はない。しかし、数日以内には無条件で入院するはずだ。入院しても大丈夫だといいな」という望みも伝えていた。

また「しきりにこんな姿をお見せして申し訳ない。明日にでもまた配信する」とファンを安心させたが、結局叶わぬ約束となってしまった。

(写真=Big JoeのアフリカTVチャンネルキャプチャ)

この配信動画にファンは「ゆっくり休んでください」「幸せになってください」「いまだに信じられない」などの書き込み、追悼の意を表している。

Big Joeは2008年に、HIP HOPユニット「Holla Dang」のメンバーとしてデビューし、活動初期から巨体に注目が集まっていた。以後、スポーツトレーナーのショーン・リーの指導を受け、100kg以上の減量で一躍話題に。

しかしリバウンドの影響で、2019年10月には自身のYouTubeチャンネル『近況オリンピック』(原題)を通じて「最近少し体調が悪かった。集中治療室で1カ月ほど横になっていた。心臓肥大症の症状があるが、それ以外は大丈夫だ。最近はポールダンスで一生懸命運動中だ」と近況を伝えていた。

(写真=Big JoeのYouTubeチャンネル『近況オリンピック』(原題)キャプチャ)

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