お笑いタレントのパク・ナレを発端とした「注射おばさんゲート」の衝撃がまだ収まらない。
そんななか、今度は東方神起・JYJ出身パク・ユチョンの元恋人で、“ミルク姫”として知られるファン・ハナを起点とした「麻薬ゲート」勃発の兆しが浮上し、韓国芸能界は極度の緊張状態に入っている。
パク・ナレのパワハラ疑惑が暴露される過程で浮上した違法医療施術、いわゆる「注射おばさんゲート」は、最近の芸能界を席巻した。
「注射おばさん」は、韓国の医師免許を持たないまま金銭的対価を受け取り、注射や点滴などの医療行為を行った疑いが持たれている人物だ。さらに、通称「蝶の薬」と呼ばれるフェンテルミン系の食欲抑制剤など、向精神性医薬品を代理処方または違法に入手し、芸能人に渡して投与していた疑惑も浮上している。
これにより事件は単なる医療法違反を超え、「麻薬類管理に関する法律」違反へと拡大した。
この「注射おばさん」は、自身が中国・内モンゴルの包鋼医科大学病院で、内・外国人初かつ最年少教授を務めたと主張している。韓国内の医師免許を持たないにもかかわらず、芸能人の自宅やオフィステルなどを訪れ、「往診」形式で注射施術を行ってきたとされる。特に多くの芸能人との親交を誇示しながら、活動範囲を広げてきたとみられている。
「注射おばさんゲート」により、パク・ナレ、チョン・ジェヒョン、SHINeeのオンユとキー、チョン・ヒョンム、ユーチューバー「小食の太陽」(Haetnim the Short Mouth)、ホン・ジニョンらが疑惑に巻き込まれた。
パク・ナレ、キー、「小食の太陽」は釈明や謝罪を行った後、放送活動を中断。チョン・ジェヒョン、オンユ、チョン・ヒョンム、ホン・ジニョンらは関与を否定し、特にチョン・ヒョンムは医療記録を公開するという強硬手段で疑惑を一蹴した。
この件に関し、検察はイム・ヒョンテク元大韓医師協会会長の告発状を受理し、事件を警察に送致している。
「注射おばさんゲート」が現在進行形で続くなか、さらに別の“ゲート”が起きる可能性が浮上し、芸能界は再び緊張に包まれている。
麻薬容疑で拘束された南陽乳業創業者の孫、“ミルク姫”ことファン・ハナが、刑量軽減を狙い、警察の取り調べで一部の芸能人の名前を供述したとの主張が出ているためだ。
ファン・ハナは2023年7月、ソウル江南(カンナム)で知人など2人に対し、注射器を使ってヒロポンを投与した容疑を受けていた。その後、同年12月にタイへ逃亡。警察は捜査継続が困難となり、2025年5月にインターポールへ青色手配(所在確認)を要請し、旅券の無効化措置を取った。
以降、ファン・ハナは不明な経路でカンボジアへ密入国し、滞在していたと伝えられている。その後、ファン・ハナの弁護士が最近、警察に自発的に出頭する意思を示し、韓国に入国後、果川(クァチョン)警察署で取り調べを受けた。
ファン・ハナは容疑を否認しているとされる一方で、刑量軽減を目的に、男性芸能人および女性芸能人の名前を警察に供述したとの主張が浮上した。
YouTubeチャンネル「ジリッジリッ」でオ・ヒョクジン記者は、「ファン・ハナは帰国後、自分は麻薬を使用していない、流通もしていないと弁解しているが、警察はある程度、投与時期や場所を特定しているようだ。私の知る限り、捜査機関に芸能人の名前を数人供述したとも聞いている。男性芸能人、女性芸能人の名前を挙げたという話で、他人の犯罪を供述しなければ刑が軽くならないと考えているのだろう」と語った。
もしファン・ハナが実際に男女芸能人の名前を供述していた場合、捜査が拡大する可能性が高く、芸能界は極度の緊張状態に突入している。
「注射おばさんゲート」で大きく揺れた韓国芸能界が、今度は「麻薬ゲート」と向き合わなければならない状況となり、緊張感は一層高まっている。
(記事提供=OSEN)
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