日本を訪れる韓国人観光客が増えるなかで、日本料理に対する韓国女優たちの評価も分かれている。
絶賛する声がある一方で、厳しい意見が出る場面もあり、多くの韓国芸能人が日本を訪れている現状が垣間見える。
1月13日に放送された韓国JTBCのバラエティ番組『一人ではできない』(原題)には、御年80歳のベテラン女優、ソヌ・ヨンヨがゲスト出演した。
番組MCのチョン・ヒョンムが「旅行はよく行かれますか」と尋ねると、ソヌ・ヨンヨは「好きだ」と即答。さらに、最も印象に残った都市を聞かれると、「食べ物は日本がいいと思う。福岡にはご飯を食べに何度も行った。朝の飛行機で行って食事をして、夜の飛行機でソウルに戻る」と語り、日帰りで日本を訪れるほどの“日本食好き”ぶりを明かした。
これに対し、番組に出演していた格闘家の秋山成勲(あきやまよしひろ、チュ・ソンフン)が「福岡にもおいしい店は多いが、大阪にもたくさんある。一番お好きなのは何ですか」と質問すると、ソヌ・ヨンヨは「魚が好きだ。パク・ミソンと寿司を食べに大阪へ行ったことがある。おまかせを食べたが、とても腕が良かった」と体験談を明かした。
デビュー60年を超えるベテラン女優の、意外なほど気軽で積極的な日本食体験が印象づけられる場面であった。
一方で、日本料理に対して厳しい評価を示した韓国女優もいる。キム・ジホだ。彼女は昨年12月、「結婚24周年記念旅行。久しぶりに思い出作り」とつづり、夫で俳優のキム・ホジンとともに日本を訪れたことをSNSで報告した。
しかしその後、店や料理の写真とともに、「結婚記念日だからと予約までしていたのに、30分も待たされた」と不満を吐露。さらに「料理も10日、28日熟成させたと説明されたが、生臭く脂っぽいにおいがした。夫と顔を見合わせて呆れてしまった」と綴り、顔文字付きで「失敗」とも記している。
写真を見る限り高級寿司店のようだが、夫妻の好みには合わなかったようだ。
日本政府観光局によると、昨年1~11月までに日本を訪れた韓国人観光客は848万5000人に上り、全体の21.7%を占めた。外国人観光客のおよそ5人に1人が韓国人という計算になる。
訪日客がこれほど増加するなかで、日本料理に対する評価が一様でなくなるのは自然な流れともいえる。頻繁に足を運び、日本食を日常的に楽しむ人がいる一方で、期待値の高さゆえに厳しい感想を抱くケースもある。
韓国芸能人たちの率直な声は、日本が「身近な旅行先」になった現状を象徴しているといえそうだ。
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