「韓国と日本が戦った」「子どもに日本の血が混ざっているから学校で…」日本人妻を持つ韓国俳優側が謝罪【全文】

2025年11月26日 ニュース

日本人妻を持つ俳優ソン・ジヌとイタリア出身タレントのアルベルト・モンディが、日本統治時代に関連して歴史を歪曲する発言をしたとして世間から非難を浴び、謝罪した。

【写真】“日本人妻”が韓国芸能界で存在感あるワケ

ソン・ジヌとアルベルト・モンディが出演したYouTubeチャンネル「三五四(354)」側は11月26日、公式立場文を通じて「11月25日にアップロードされた動画で、制作陣の過ちにより出演者の発言が別の意味で伝えられる内容があり、動画を非公開に転換した」と明らかにした。

この日、「三五四」側は「出演者たちの発言が、まるで特定の事実を歪曲し、誤った内容を伝えるかのように見えるようにしてしまった私たちの過ち」とし、「『韓国と日本が戦った』という表現は、日本の侵略という歴史的事実を縮小したり、歪曲したりしようとする意図はまったくなかった」と説明した。

あわせて彼らは「今回の件に、私たち制作陣は深い責任感とともに反省し、謝罪する」とし、「説明過程が十分でなく、誤った編集によって出演者たちの発言が誤った意味で受け取られる形で伝えられた。深く反省する」と謝罪した。

ソン・ジヌとアルベルト・モンディ
(写真提供=OSEN)ソン・ジヌとアルベルト・モンディ

先立って同チャンネルでは、「国際結婚ですか…? 短所多いですよ、お義母さん愛しています」というタイトルの動画が公開された。

その動画で、日本人の妻と結婚したソン・ジヌは「子どもに日本の血が混ざっているから、後で学校で歴史を学ぶとき、周りから傷つけられた子の事例がある」とし、「(子どもに)『昔は戦ったけど今は違う』『でも後でこういうことを学ぶだろう』『お母さんは日本人だけど、お父さんは韓国人』『私たちは両方持っている』などをはっきり教えている」と語った。

「昔は戦ったけど今は違う」と話すソン・ジヌ
(画像=「三五四」)「昔は戦ったけど今は違う」と話すソン・ジヌ

韓国人の妻と結婚し、日本人の義妹を持つアルベルト・モンディも「レオ(息子)が韓国に関心が高く、本を読むから、『ママ、日本人は本当に悪かったんだって』と言っていた」とし、「『昔はそうだったけど叔母さんも日本人じゃないか』『だから日本人が悪いということではなく、これは歴史だ』『両方の話も聞いてみろ』という話をよくする」と付け加えた。

しかし同動画が公開された後、韓国の痛ましい歴史の一つである日本統治時代を単に「戦った」と表現し、「両方の話も聞いてみるべきだ」と発言した内容について非難が殺到した。

YouTubeチャンネル「三五四」公式立場全文は、以下の通り。

こんにちは、「三五四」制作陣です。

11月25日にアップロードされた動画で、制作陣の過ちにより出演者の発言が別の意味で伝えられる内容があり、動画を非公開に転換しました。

出演者たちの発言が、まるで特定の事実を歪曲し、誤った内容を伝えるかのように見えるようにしてしまった私たちの過ちです。

「韓国と日本が戦った」という表現は、日本の侵略という歴史的事実を縮小したり、歪曲したりしようとする意図はまったくありませんでした。

当時の状況を説明する過程で出た発言でしたが、編集の流れ上、単純な紛争のように聞こえるニュアンスで伝えられました。

「両方の話を聞かなければならない」という言葉も、歴史を両非論的に見ようという意味ではなく、多様な社会的・歴史的状況を見るとき、複数の観点を理解する態度を持つのが良いという意味を一般的に説明する過程で出た言葉でした。しかし私たちの誤った編集によって、その本来の趣旨が十分に伝えられませんでした。

今回の件に、私たち制作陣は深い責任感とともに反省し、謝罪いたします。

説明過程が十分でなく、誤った編集によって出演者たちの発言が誤った意味で受け取られる形で伝えられました。深く反省します。

今後はさらに慎重に編集し、検修いたします。

同じ過ちが繰り返されないよう、制作過程全般を強化します。

「三五四」制作陣一同

【画像】「最低限の礼儀守れ」ついに“排便”する姿まで 韓国で外国人観光客の迷惑行為

【写真】日本国籍を放棄して韓国籍に…ルーツは日本だが“韓国人”になったスターたち

【画像】京都の次はスペインの世界遺産…各地で続出する“ハングル落書き”

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集