『サイコだけど大丈夫』のハイライト映像が公開され、視聴者の期待を高めている。
『サイコだけど大丈夫』は、人生の重みから愛を拒否するようになった精神病棟の精神保健福祉士ムン・ガンテ(演者キム・スヒョン)と、愛を知らない童話作家コ・ムニョン(演者ソ・イェジ)がお互いの傷を癒やし合うラブコメドラマ。
公開されたハイライト映像には、キム・スヒョン(ムン・ガンテ役)、ソ・イェジ(コ・ムニョン役)、オ・ジョンセ(ムン・サンテ役)、パク・ギュヨン(ナム・ジュリ役)など、キャラクターに完全に憑依した俳優たちの熱演が見る人の視線を捕らえる。
『悪夢を食べて育った少年』という絵本を皮切りに始まる映像は、絵本の主人公のように陰になったムン・ガンテと魔女を連想させるコ・ムニョン、そして純粋な魂を持つムン・サンテなど独特で個性あふれる人物を紹介。
特に、生きるのに疲れたムン・ガンテの静かな日常をゆるがした、コ・ムニョンとの運命的な出会いが目を引く。
「あなた、私の安全ピンになって」と気遣うことなく話を進めるコ・ムニョンと、ガードを固めながらも「行くな」という胸キュンの一言を発するムン・ガンテの妙な関係性に関心が集まる。
正反対の人生を生きてきた2人が、お互いにとってどんな「癒し」になるのか好奇心を掻き立てる。
はじまりとともに投げかけられた「もしかして運命を信じますか?」という意味深な問いかけと、最後の「運命なんて大したことですか?必要な時に自分の前に現れたらそれが運命でしょ」という奇妙な対句を演出した。
その後、舞い散る桜の下で見つめ合うムン・ガンテとコ・ムニョンの姿が映し出され、彼らの胸ときめくロマンスを予感させる。
一方で、自閉症スペクトラム(ASD)を持ったムン・サンテが人だかりの中で発作を起こし、ムン・ガンテが彼を抱きしめて落ち着かせる場面は厳しい世の中で生きてきた兄弟の絆を感じさせ、胸を打つ。
ハイライト映像だけでも一編の童話のような映像美があり、俳優たちの演技やストーリーが合わさって深い余韻を与えた。
新ドラマ『サイコだけど大丈夫』は、韓国tvNにて6月20日から放送スタート。Netflixでも同時配信予定。
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