人気ボーイズグループEXO(エクソ)が2年半ぶりに新アルバムをリリースするが、メンバー全員がそろった“完全体カムバック”とはならないようだ。
10月27日、所属事務所SMエンターテインメントによると、EXOは来年の第1四半期に8thフルアルバムをリリースする予定だ。2023年7月の7thフルアルバム『EXIST』以来、2年半ぶりとなる。
また、アルバムリリースに先立って12月13~14日には、仁川(インチョン)のインスパイアアリーナでファンミーティング「EXO'verse」を開催することも発表された。
今回の新アルバム活動とファンミーティングには、SMエンターテインメント所属のスホ、チャンヨル、カイ、セフンに加え、レーベル「カンパニーSoosoo」を立ち上げたディオ(D.O.)、そしてチームを離れていた中国人メンバー・レイの6人が参加するという。
メンバーのベクヒョンが設立した事務所「INB100」に所属するベクヒョン、シウミン、チェンは今回の活動には参加しない。
3人とSMエンターテインメントは、契約と精算金をめぐって対立しており、10月2日には2度目の調停が不成立となったばかり。今後、本格的な訴訟へと移行する見通しだ。
EXOは2012年4月に12人組でデビューし、『Wolf』や『Growl』で旋風的な人気を集めた。しかし2014年のクリスを機に、中国人メンバーが次々と離脱していき、2023年には韓国人メンバー8人のグループとなった。
しかし2023年6月からベクヒョン、シウミン、チェンの3人がSMエンターテインメントと葛藤を見せ、昨年予定されていたEXOの冬のアルバムも最終的にリリースされず白紙に。そして、今回のアルバム活動にも参加しないことがわかった。
今後、EXOがどのような形でグループ活動を継続していくのか注目される。
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