2NE1のパク・ボムが、古巣YGエンターテインメントの創設者であり現在は統括プロデューサーを務めるヤン・ヒョンソクに対し、突如「精算未払い」や「告訴」を主張して波紋を呼んでいる。むしろヤン・ヒョンソクがパク・ボムの身を案じていたことがわかった。
10月23日、K-POP業界のある関係者は本サイト提携メディア『OSEN』に対し、「ヤン・ヒョンソクPはパク・ボムのSNS投稿を見て、怒りや不満といった感情よりも、まず心配が先立った。とりわけパク・ボムの健康状態を憂慮していた」と明かした。
パク・ボムは前日、自身のSNSに「被告訴人ヤン・ヒョンソク」と記された“告訴状”を投稿。文書には「詐欺および横領の疑い」や「被告訴人は音源・公演・放送・広告などの活動収益を支払わなかった」と記され、天文学的な金額も記載されていたことから、ネット上で大きな波紋を広げた。
しかし、公開された“告訴状”には実際の法的文書とは形式が一致しない箇所が多く見つかり、その投稿は一度削除されたのち再アップロードされるなど、混乱が拡大していた。
こうした中、ヤン・ヒョンソク側の反応にも注目が集まった。彼は2NE1のデビュー15周年を記念して再結成が実現した昨年、メンバーたちを全面的に支援し、復活の後押しをした“恩師”でもある。関係者は「ヤン・ヒョンソクにとって2NE1は今も特別な存在。パク・ボムが健康を取り戻すことを心から願っている」と語った。
一方、パク・ボムの所属事務所D-Nationエンターテインメントは23日、今回の件について「2NE1活動に関する精算はすでに完了しており、“告訴状”が実際に提出された事実もありません」とコメント。パク・ボムの主張がすべて事実ではなかったことを明らかにしたうえで、「現在、パク・ボムは健康上の理由で全ての活動を中断し、治療に専念しています」と説明しており、いったん沈静化した模様だ。
ただ、俳優イ・ミンホを「私の夫」とSNSで繰り返し言及するなど、“奇行”ともとれる行動も見られるパク・ボム。8月以降、体調悪化で活動を休止しているだけに、その健康や精神状態を懸念する声が広がっている。
(記事提供=OSEN)
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