精神科専門医でタレントとしても活動しているヤン・ジェウン(43)が運営する病院で発生した患者死亡事件をめぐり、担当医A氏が拘束された。
『聯合ニュース』は10月20日、京畿南部警察庁・刑事機動隊が業務上過失致死の疑いなどでA氏を拘束したと報じた。
仁川地裁・富川支院のヤン・ウチャン部長判事は「証拠隠滅のおそれがある」とし、拘束令状を発付した。
A氏は2024年5月27日、病院に入院していた30代女性B氏に適切な安全措置を行わず、死亡させた疑いを受けている。B氏はダイエット薬依存症の治療のため入院して17日目に死亡。当時、手足が拘束された状態だったことが明らかになり、社会的な衝撃を与えた。
警察はこれに先立ち、A氏を含む病院の医療スタッフ3人に対する拘束令状を申請したが、検察が一度却下していた。しかしその後、ソウル高検の令状審査委員会が「A氏の拘束は妥当」と議決し、令状が再請求された。
これまでに本事件で警察に立件された被疑者は、ヤン・ジェウン院長を含め11人に上る。警察は病院運営全般の管理責任や医療スタッフの過失について捜査を進めている。
一方、ヤン・ジェウンは最近、国政監査に出席して関連質問に答えた経緯があり、事件の真相解明と責任の所在をめぐって今後も議論が続く見通しだ。
また、ヤン・ジェウンの恋人であるガールズグループEXID出身の女優ハニは、2022年に10歳年上のヤン・ジェウンとの交際を認め、2024年9月に結婚式を挙げる予定だったが、患者死亡事件の発覚後、結婚を無期限延期している。
(記事提供=OSEN)
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