乳がん啓発イベントで“女性の体つき”を歌い、寄付金も…BTSなどスターが多数出席した韓国チャリティーに賛否

2025年10月16日 ニュース

BTSのVやRMをはじめ、BIGBANG・SOL(テヤン)やIVE・ウォニョン、aespa・カリナなど、数多くのK-POPスターが出席したチャリティーイベントをめぐり、賛否が巻き起こっている。

【写真】チャリティーに出席したBTSメンバー

ソウル・鍾路(ジョンロ)区にあるフォーシーズンズ・ホテル・ソウルでは10月15日、ファッション誌『W Korea』主催の第20回乳がん認識向上キャンペーンのチャリティーフォトイベントが開催された。

豪華な参加者が集まったなか、歌手パク・ジェボムが自身のヒット曲『MOMMAE』(“体つき”の意)を歌ったことが明らかとなり、論争が巻き起こっている。

この韓国最大級の乳がん啓発イベントは、ガラディナーとパーティー形式で行われ、数十人のスターが出席して華やかさを添えた。しかし、肝心の“乳がん”に関する言及はほとんどなかったと伝えられている。

チャリティーイベントの様子
(画像=『W Korea』Instagram)チャリティーイベントの様子

特にステージに登場したパク・ジェボムは、2015年にリリースした楽曲『MOMMAE』を熱唱。歌詞には女性の体を直接的に描写し、豊かな胸をあからさまに言及する部分も含まれており、「乳がん認識向上」というイベントの趣旨と真っ向から対立するのではないかとの批判が相次いだ。

ある乳がん患者はコメントで「出席したセレブたちも主催側も、“乳がん”という言葉を一度でも検索したのか疑わしい。こんなパーティーは患者にとって嘲笑のように感じられる」と訴えた。

チャリティーイベントの様子
(画像=オンラインコミュニティ)

また別のネットユーザーは「いっそ“乳がん”という言葉を外して、ただのパーティーとしてやればいい。家族を乳がんで亡くした身として、酒宴と『MOMMAE』のステージは見るに堪えない」と苦言を呈した。

イベントの構成そのものに対する批判も少なくない。海外の乳がんチャリティーイベントとは異なり、ピンクリボンやピンクのドレスコードなどの象徴的要素がまったく見られなかったという指摘だ。

さらに、主催側が強調する寄付金も20年間で累計11億ウォン(約1億1000万円)にとどまり、「これほどの規模のパーティーにしてはあまりに少なすぎる」「見た目ばかりが華やかな見せかけのチャリティーだ」といった辛辣な声も上がっている。

一方で、「チャリティーイベントで大事なのは資金を集めること。どんな形式のパーティーかは問題ではない」「乳がん認識向上のために有名人が参加すること自体は意義がある」と擁護する意見もある。

(記事提供=OSEN)

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