俳優チェ・ヒョヌク(23)の始球式が批判を浴びている。
チェ・ヒョヌクは10月9日、韓国プロ野球・準プレーオフ第1戦で始球式を務めた。ワイルドカード決定戦を勝ち上がったサムスン・ライオンズと、レギュラーシーズン3位のSSGランダースによる一戦だった。
この日、ファッショナブルなサングラス姿でマウンドに上がったチェ・ヒョヌク。力強く投じた一球は捕手のミットを外れたが、すぐに捕手へ歩み寄り一礼してフィールドを後にした。
ところがその後、打席に立った少年ファンに向けて剛速球を投げる場面が映像で拡散され、一部の野球ファンから批判が集中。「子どもの頭上をかすめ、危うく大事故につながるところだった」という懸念の声や、「当の子どもに直接謝らなかった」との指摘も相次いだ。
議論が広がると、チェ・ヒョヌクは翌10日、ファン向けのプラットフォームで「昨日の始球式は本当に緊張してボールが抜けてしまった。打席に立った子どもとそのご両親には、連絡が取れ次第謝罪したい」と釈明。「サムスンも応援しているし、どのチームも好きだ。ただ久しぶりに野球観戦ができて気分が高揚してしまったようだ」と振り返った。
続けて「小さな子が打席に立っていたのなら、近くからゆっくり投げるべきだったのに、その考えが及ばなかった。本当に申し訳なく思う」と再度謝罪。「僕への批判やファッションへの非難は構わないが、僕が好きな球団や他の方々まで攻撃しないでほしい」とも呼びかけた。
タバコのポイ捨て動画やSNSでの全裸写真流出など、度々物議を醸してきたチェ・ヒョヌク。若干23歳の若手ながら、俳優として節度ある行動が強く求められている。
(記事提供=OSEN)
前へ
次へ