韓国の女性タレント、ハム・ソウォンが中国財閥男性と交際した末に別れた当時の心境を吐露した。
ハム・ソウォンは10月6日、自身のインスタグラムを更新し、こう綴った。
「中国での活動、結婚前。2008年に中国に到着して、数年が過ぎた…。そうして私は中国での活動、ドラマや映画、広告やイベントで忙しい日々を送っていた。1年、2年…3年、4年…。もうある程度の余裕が生まれてきて、私の年齢は36、37?私は自分が芸能人だからといって特別だと思ったこともなく、ただ忙しく過ごしていたけれど、37歳になると少しずつ考えが変わっていった」
続けて「私にはもっと大きなチャンス、より良い映画やドラマ、もっと多くの出演料が待っていたけれど、子どもと家庭を築くことは今でなければ機会がないと思った。そして私はこれまで持ったことのなかった“幸せな家庭”を夢見た。だから私は多くの仕事を断った。当時は中国人マネージャーと本当に1年に1度ほどに仕事を抑えて、それ以外の生活は結婚後の自分の子ども=2世を持つための努力に費やした!運動をして、1週間に豆やワカメを添えた食事を食べ、酒は口にせず、タバコも誰かの副流煙すら嗅がないようにして!体調を管理しながら結婚の準備をしていた!」と記した。
さらに「世間を騒がせた恋愛が終わったのは、私の年齢が39歳のとき。世界が終わったように思えた。生きてきて不可能なことは何もなく、すべて成し遂げてきたと思っていたけれど、“できないこともあるんだ”と実感して腹が立った。何事も一生懸命だった私が、恋愛もあれほど頑張ったのに結果がついてこないと腹が立った。北京のどこを歩いても、彼と一緒に歩いた場所だった。新しい男性に出会おうとしても、彼の手の痕跡が届かない場所はなかった」と破局当時の思いを吐露した。
また「私はゆっくりと去る準備をした。別れるなら確実に別れる。世の中から私を見られないという苦痛を与えたかった。私は去る。私はいつもこう考える。私を見られないこと、それが罰だ!理由は、私はどんな人でも自分の人だと思えば本当に一生懸命尽くすから。だからなのか、誰と付き合っても、その人たちは私を一番惜しむ。愛も仕事も後悔なくやる。そうやって生きてきた。仕事ではいつも、できる限り大変なことは自分がやらなければと思って生きてきた。恋愛でも譲って我慢して、たくさん愛してあげる。私の人だから。だから私はどんなことでも、人でも、仕事でも、別れるときに後悔はない。なぜなら私が別れるとき、仕事をやめるときは、自分ができることはすべてやったから。すべてやったから、残りは天の意思だと思って受け入れる。これが私の生き方だ」とし、「どこに引っ越そうかと歩き回っていたとき、香港、マカオ、深セン、広州。どこも近くて遊ぶのも楽しくて、楽しむのに良い4つの都市を回りながら“どこに住もうか?”と悩んでいた」とも明かした。
最後に「私の年齢41。心の中で“子どもを持てないかもしれない”という悩み一つを除けば、物質的にも仕事の面でも全く悩みはなかった。だから友達と楽しく遊び、自由に動き回って、シングルの幸せを満喫して、だんだん結婚を諦め、“子どもだけは産まなければ”と思ったそのとき。だから毎回韓国に来るたびに卵子を凍結していたあの時期…。私は“結婚する男でなければ、男とは一切会わない”と決心していたあの時期…。私の年齢が41から42に差しかかるその時期…」と意味深に締めくくった。
ハム・ソウォンは2018年に18歳年下の中国人男性ジンファと結婚し、娘を授かったが、2022年に離婚。現在はシングルマザーとして一人で娘を育てている。SNSでは元夫との再会の様子を公開するなど、たびたび話題を集めている。
◇ハム・ソウォン プロフィール
1976年6月5日生まれ。1995年の映画『ヘア・ドレッサー』でデビュー。女優活動のほか、歌手として曲も発表している。2018年に18歳下の中国人ジンファと結婚し、バラエティ番組『妻の味』(原題)で日常を公開したことでセレブ夫婦として愛された。しかし番組で紹介された義実家の別荘が宿泊施設だという疑惑、広州の新居が短期のレンタルハウスだとして“やらせ”疑惑が浮上。これを認めて番組から降板すると、以降はお騒がせタレントとしてのイメージが強い。
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