台湾観光庁が、ボーイズグループSUPER JUNIORのメンバー、キュヒョンを台湾の魅力を知らせるアンバサダーとして2年連続で抜擢した。
9月25日、台湾観光庁はソウル汝矣島(ヨイド)のケンジントンホテルで「2025年度新規TVC試写会」を開催し、韓国の観光客を対象にした新規観光プロモーション計画を発表した。
アンバサダーに選ばれたキュヒョンは「台湾でSUPER JUNIORのコンサートを何度も開催した。旅行でもたくさん訪問し、単純に広報大使だとは思っていない」として、「旅行者の視点で体験し、視聴者が共感できるように広告を撮った。韓国の若者が台湾をより身近に感じられるようにする」と述べた。
今年のキャンペーンテーマは「また会おう、台湾!」だ。「友人の招待」をコンセプトに、台湾の友人が、韓国の友人であるキュヒョンを旅行に招待し、台湾を経験する内容を含んでいる。
交通部観光署ソウルオフィスのクァク・センヨ所長は、「次もまた行きたい台湾を見せたかった」として、「伝統的な朝食、温泉、台湾南部で味わう特別な美食などを、キュヒョンを通じて感じてほしい」と話した。
キュヒョンは台湾の食べ物のうち、鍋焼きうどんなどを挙げた。彼は、「今回の広告を撮影しながら、鍋焼きうどんを食べ続けた。とてもおいしくて撮影中ずっと食べていても飽きなかった」として、「お酒を飲まない方も“人生の二日酔い”解消と言えるほど、朝に食べるのにとても良い食べ物」と絶賛した。
交通部観光署は、今回の4編の新しいプロモーション動画として、台北で楽しむ夜間ランニング、北部海岸で繰り広げられるサーフィンと温泉体験、台湾南部で味わう伝統的な朝食、阿里山での森林列車と茶畑旅行を制作した。
キュヒョンは、「阿里山の山林列車に乗ったが、写真をどこで撮ってもきれいに撮れた。目に焼き付けて去るのが残念だと思うほどだった」と感想を述べた。
なお、台湾観光庁は今年、韓国で多様なプロモーションを展開する計画だ。すでに釜山(プサン)、大邱(テグ)などの都市ではプロモーションを行い、来る10月末にはソウル聖水洞(ソンスドン)一帯で、台湾の伝統茶文化と現代的感性を結合したポップアップストア「オションのティーハウス」を開催する予定だ。
◇キュヒョン プロフィール
1988年2月3日生まれ。本名チョ・ギュヒョン。2006年に新メンバーとしてSUPER JUNIORに加入し、デビューした。最年少メンバーで優れた歌唱力を持つ。頭脳明晰で、高校時代は数学部に所属。活発な芸能活動の傍らで優秀な成績を収めて大学を卒業した。2017年に入隊し、社会服務要員として服務したのち、2019年5月に除隊した。東方神起・チャンミンとは親友で、SNS上ではたびたび仲睦まじい姿を見ることができる。
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