女優のソン・イェジンが7年ぶりの映画出演にあたり、夫ヒョンビンの反応について明かした。
9月23日、ソウル・鍾路区昭格洞(チョンノグ・ソギョクトン)のカフェで、映画『NO OTHER CHOICE』に出演したソン・イェジンのインタビューが行われた。
『NO OTHER CHOICE』は、突然解雇された会社員マンス(イ・ビョンホン)が、妻ミリ(ソン・イェジン)と2人の子ども、そして苦労して手に入れたマイホームを守るために再就職に挑む姿を描いた作品。アメリカの作家ドナルド・E・ウェストレイクの小説『The Axe』を原作に、2005年のコスタ=ガブラス監督の同名映画をリメイクしている。
本作は第82回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に正式招待され、第30回釜山国際映画祭の開幕作に選出されたほか、第50回トロント国際映画祭、第63回ニューヨーク映画祭にも公式招待され、世界的な注目を集めている。
パク・チャヌク監督の新作であり、イ・ビョンホンの熱演も話題を呼んでいるが、何より“ソン・イェジンの復帰作”という点が大きな注目を浴びている。ソン・イェジンは『愛の不時着』での共演を機に、同い年の俳優ヒョンビンと交際し、2022年に結婚した。同年11月には長男を出産している。今回は『ザ・ネゴシエーション』以来、7年ぶりのスクリーン復帰作となる。
公開を目前に控えたソン・イェジンは「他のときより緊張は少ない。監督やビョンホン先輩の責任の方が大きいと思う(笑)。特に監督が大きな重圧を背負っていらっしゃるので、私はむしろ落ち着いて臨めている。観客の皆さんがどう受け止めてくださるかが一番気になる。ベネチアでは映画を愛する方々が観てくださったが、映画に関心がない人は内容すらご存じないはず。だからこそ一般の方々の反応が気になる」と心境を語った。
インタビュー前日に行われたVIP試写会には、夫ヒョンビンも登場し話題に。これについて彼女は「結局みんな“うちの味方”だから、思ったより微妙だったなんて言えない(笑)。みんな良かった、お疲れさまと声をかけてくれる。だから家族や近しい人の言葉は信じない。身内はどうしても甘くなるから(笑)。やはり大衆の反応が一番気になる」と笑顔を見せた。
さらに「昨日は夫とゆっくり話せなかった。人が多かったので。今日家に帰ったら真剣にどう思ったのか聞いてみるつもり。でも本音を話してくれるかは分からない」と微笑んだ。
『NO OTHER CHOICE』は9月24日より韓国で公開される。
(記事提供=OSEN)
◇ソン・イェジン プロフィール
1982年1月11日生まれ。化粧品のCMモデルとして1999年にデビュー。2001年のドラマ『おいしいプロポーズ』の主演に抜擢され、以降はドラマ『夏の香り』、映画『ラブストーリー』など数多くの作品に出演。日本では、映画『私の頭の中の消しゴム』で知名度を上げた。2020年、ヒョンビンと共演したドラマ『愛の不時着』で好演。2021年1月にヒョンビンとの交際を認め、2022年3月に結婚式を挙げた。同年11月には男児を出産した。
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