カン・ヨンソク弁護士、キム・セウィ元記者などが運営するYouTubeチャンネル「カロセロ研究所」が、韓国の公営テレビ局KBSの本社ビルの女子トイレに隠しカメラを設置して摘発され、自首した容疑者の本名を明かした。
【注目】韓国KBSの女子トイレから隠しカメラ発見…「ガッカリした」との声
6月2日、カロセロ研究所は女子トイレ盗撮の容疑者について、「KBS公開採用32期のコメディアン、パク・デスン」とし、彼の顔写真を公開した。
パク・デスンは現在、自分のSNSアカウントを非公開に変更した。
先立って『朝鮮日報』は、KBS本社ビルの女子トイレに隠しカメラを設置した容疑者A氏は、2018年7月に行われた公開採用のコメディアンで、バラエティ番組『ギャグコンサート』に何度も出演したと報じた。公開採用とは、大手企業などが行う定期採用のことだ。
それに対してカロセロ研究所は、そのA氏をパク・デスンと言及した。
衝撃の事件の容疑者について議論が過熱すると、オンラインコミュニティの男性芸能人ギャラリーも6月2日に声明を発表。「現在コメディアンのパク・デスンと関連した無分別な疑惑が提起されている。ファンは惨憺たる心情を禁じ得ない」とし、パク・デスンに明確な立場の表明を要求した。
KBS女子トイレ盗撮事件の容疑者と報じられたパク・デスンは、1990年3月3日生まれ。2018年、KBS公開採用32期に合格した。
KBSの公開採用でコメディアンになると、1年間、KBSと専属出演契約を結び、新人芸人たちは『ギャグコンサート』などのバラエティ番組に出演する。1年の契約が満了した後、他のエンターテイメント会社と専属契約を結ぶなど“独り立ち”する。
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