Netflixバラエティ『隣の国のグルメイト』で松重豊と共演したことで知られる歌手ソン・シギョンが、自身の個人事務所を「大衆文化芸術企画業」に登録せず、14年間運営していた事実を認めて謝罪した。
9月16日、ソン・シギョンの所属事務所「SKJaewon」は公式コメントを発表。「当社は2011年2月、当時の法令に基づいて法人を設立しました。その後、2014年1月に『大衆文化芸術産業発展法』が制定され、大衆文化芸術企画業の登録義務が新設・施行されました」と説明した。
続けて「当社はこの登録義務を認識できず、結果として登録手続きを怠ってしまいました。関連法令に対する認識と準備が不足していた点を深くお詫び申し上げます」と謝罪。「事実を認知した直後から登録手続きを進めており、速やかに全ての手続きを完了させ、法的要件を誠実に履行できるよう最善を尽くします」と付け加えた。
同日、複数の韓国メディアは、ソン・シギョンの個人事務所「SKJaewon」が2011年の設立以降、現在まで登録されていなかったと報道。同事務所はソン・シギョンの実姉が代表を務め、所属アーティストはソン・シギョン1人だけだという。
「大衆文化芸術産業発展法」では、法人や1人以上のアーティストを抱える個人事業主は大衆文化芸術企画業として登録しなければならないと定められている。これを怠って営業する行為は、2年以下の懲役または約200万円(2000万ウォン)以下の罰金に処される可能性がある。
なお最近では、ガールズグループFin.K.L出身のミュージカル女優オク・ジュヒョンも、3年以上にわたって同様の登録を行わずに芸能事務所を運営していた事実が発覚。現在、警察の捜査が進められており、今後の動向にも注目が集まっている。
(記事提供=OSEN)
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