ソロ歌手IU(本名イ・ジウン)が、5月16日の誕生日を記念して寄付を行った。
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同日、所属事務所EDAMエンターテインメントには、IUがUAENA(ユエナ/IUのファンクラブ名称)と共に「チョロクウサン(緑の傘)子供財団」と、社会福祉法人「一緒に歩く子供」にそれぞれ5160万ウォン(約516万円)、合計1億320万ウォン(約1320万円)を寄付した証書が掲載された。
所属事務所は「IUの誕生日を記念し、IUとUAENAが一緒に温もりを分け合った。沈滞した社会雰囲気によって助けが必要なところへの援助が減っているという。IUとUAENAの名前のように、体は離れていても心は寄り添って、今後も良いことは一緒にしましょう」と伝えた。
IUの寄付は、単発的ではないことが称賛に値する。
2019年にアメリカの経済誌『フォーブス』(Forbes)が選ぶ「今年のアジアの寄付英雄30人」に名前を連ねたIUは、去る5月5日のこどもの日にも「チョロクウサン(緑の傘)子ども財団」に1億ウォンを寄付した。
新型コロナウイルスの感染が拡大してからは、率先して約3億ウォン(約3000万円)相当の寄付を実施。大韓医師協会、自身の居住地域であるソウル瑞草(ソチョ)区など、寄付先の選定にも気を配っている。
デビュー後、地道な寄付を続けたため芸能界切っての“寄付天使”と呼ばれるIUは、特に子どもと低所得層のために影響力を発揮している。ここ10年間の寄付額だけで、約14億ウォン(約1億4000万円)に及ぶと推定される。
“小さな巨人”IUとファンの自発的な善行が、凍りついた韓国社会に温もりの輪を広げている。
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