K-POPアイドルの「コンサート自腹招待」発言、一部から反発の声…“招待席”を優先されるとファンの席が減る?

2025年05月14日 K-POP #(G)I-DLE

「コンサートの招待を、なぜ自費でやらなければならないのか」

【写真】アイドルとは思えない大胆な肌見せ、成熟のミンニ

ガールズグループ「i-dle」のメンバー、ミンニとウギの率直な発言がK-POPファンの間で賛否を巻き起こしている。

YouTubeチャンネル「THEO」で5月13日に公開されたウェブバラエティ『サロンドリップ2』には、i-dleのミンニとウギがゲスト出演。コメディアンでMCのチャン・ドヨンと共に、完全体として再契約を終えたグループの近況やカムバック準備について語った。

「招待席」、ファンにはマイナス?

特にこの日、チャン・ドヨンが「ミンニさんが自費で1000万ウォン(約100万円)をかけて知人100人をコンサートに招待したって本当?」と驚きの声を上げると、ウギは「“ミンニゾーン”がある。学校の先輩、家族、友人、みんなそこにいる」と付け加えた。

タイ出身のミンニは、限られたツアーの機会を利用して、地元の友人や家族など知人を自費で招待していたという。本人は「年に1回だから」と気まずそうに笑いながら明かした。

番組で語るミンニとウギ
(画像=『サロンドリップ2』)番組で語るミンニとウギ

しかし、ここでウギが「理解できないことがある。ミンニ姉さんのことではない。コンサートに招待するのはいいことだけど、なぜ私たちが自費でやらないといけないの?」と不満を漏らした。

ミンニも「(メンバー1人あたり)4人までが無料で、それ以上は全部自費で招待しないといけない」と説明した。

それに対しチャン・ドヨンは、「契約条件に入れておけばよかったのに」と共感しながらアドバイス。ミンニとウギは「ああ、忘れてた」と嘆きながら、「契約期間はあと3年残ってるからね」と冗談交じりに再契約の条件に入れるような様子を見せ、スタジオの笑いを誘った。

この「コンサート招待席」に関する発言は、『サロンドリップ2』内では海外出身メンバーの微笑ましいエピソードとして描かれた。実際、ミンニはタイ、ウギは中国出身であり、地元の家族や友人とステージで会える機会はそう多くない。

i-dle・ミンニ
(写真提供=OSEN)i-dle・ミンニ

しかし、同時にK-POPファンの一部からは反発の声も上がった。というのも、大多数のアイドルファンにとってコンサートへの参加は、星を掴むほど難しいものだからだ。

高額なチケットの価格はもちろん、その入手競争が「ピッケティング(血+チケッティングという意味)」と呼ばれるほど苛烈な状況がある。こうしたファンの苦労を理解し、実際にチケットの購入に挑戦するアイドルたちの姿が賞賛されてきた背景もある。

そうしたなか、たとえ自費であっても招待席を優先するような発言が、ファンの心情を逆なでした格好になったのだ。

i-dle・ウギ
(写真提供=OSEN)i-dle・ウギ

さらにコンサートという場は、メンバーだけでなく多くのスタッフや企画会社の努力があってこそ成り立つステージだ。その意味でも、ファンにとってはスターとの出会いであると同時に、アーティストが音楽を通じて収益を得る重要な機会といえる。こうした点を見落としたような発言に、物足りなさを感じたファンも少なくなかった。

なお、i-dle は昨年末の授賞式で、完全体として再契約したことを明かした。グループは5月19日にカムバックを控えている。

(記事提供=OSEN)

◇i-dle プロフィール

2018年5月2日に1stミニアルバム『I am』を通じて、CUBEエンターテインメントからデビューした5人組ガールズグループ。独自性とセンセーショナルなコンセプトで話題を集め、デビューから20日で音楽番組1位、音源チャート上位圏を記録し、新人賞7冠に輝く“モンスター新人”と呼ばれた。2022年10月にリリースした『Nxde』では、わいせつな視線を強烈に皮肉り、マリリン・モンローやバンクシーへのオマージュを取り入れたミュージックビデオが注目の的に。2023年5月のヒット曲『Queencard』を通じて、人気ガールズグループとしての確固たる地位を築いた。2025年5月1日、グループ名を(G)I-DLEから「i-dle」に改名。

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