ボーイズグループENHYPENがアメリカ最大の音楽フェスティバル「コーチェラ」で2回の圧倒的なステージを成功裏に終え、大舞台のデビューとともにK-POPの新しい歴史を残した。
4月19日(以下、現地時間)、ENHYPENはアメリカ・カリフォルニア州インディオで開催された「コーチェラ・バレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル」(以下、「コーチェラ」)2週目のステージに立った。
この日、ロックスターを彷彿させる強烈な衣装を着て登場した彼らは、激しい砂風のなかでも約45分間の情熱的なステージで“パフォーマンスキング”の面を見せた。躍動感溢れるバンド演奏に、ENHYPENのパワフルなパフォーマンス、乱れることのない歌声が調和し、会場は熱く盛り上がった。
2ndミニアルバム『BORDER:CARNIVAL』のタイトル曲『Drunk-Dazed』から、2ndスタジオリパッケージ盤『ROMANCE:UNTOLD-daydream-』のタイトル曲『No Doubt』まで、ENHYPENの音楽の変遷を盛り込んだ13曲のステージはドラマのようだった。
また、ダンスブレイクを披露した1stフルアルバム『DIMENSION:DILEMMA』の収録曲『Blockbuster』、ニキのソロとエネルギッシュな新しい振り付けが際立つ3rdミニアルバム『MANIFESTO:Day 1』のタイトル曲『ParadoXXX Invasion』などが見応えあった。
さらに、バンドバージョンで再誕生した5thミニアルバム『ORANGE BLOOD』の収録曲『Sweet Venom(English Ver.)』をはじめ、4thミニアルバム『DARK BLOOD』のタイトル曲『Bite Me』のロックバージョン、『Drunk-Dazed』のEDMバージョンなどのステージが披露され、フェスティバルの雰囲気は最高潮に達した。
ENHYPENはハンドマイクを使って観客にエネルギーを与えることに集中し、唯一無二の音楽を披露した。彼らの公演を見るためにサハラステージをぎっしりと埋めた数多くの観客は、沸き起こる歓声と歌で応えた。
ENHYPENは、「今日、皆さんのエネルギーが本当にすごかった。もうすぐワールドツアーでまた顔を合わせる予定なので、楽しみにしていてほしい。素敵な2週間を作ってくれてありがとう」と語った。
公演の最後には、サハラステージの大型電光パネルに6月5日リリース予定の6thミニアルバムのタイトル『DESIRE:UNLEASH』が電撃公開され、ファンの期待を引き上げた。
これとともに、「CAN’T TOUCH YOU, BUT I’M GONNA MAKE YOU MINE」という文章も公開され、新しいアルバムのストーリーとどのような関連があるのか注目を集めた。
なお、ENHYPENは6月に6thミニアルバムをリリースした後、同月タイ・バンコク、7月に日本・東京、大阪、8~9月にアメリカとヨーロッパの10都市でワールドツアー「WALK THE LINE」を続ける予定だ。
◇ENHYPENとは?
JUNGWON、HEESEUNG、JAY、JAKE、SUNGHOON、SUNOO、NI-KIの7人で構成されたグローバルグループ。2020年6月から約3カ月間放映されたMnetの大型プロジェクト『I-LAND』から誕生し、2020年11月に韓国デビュー。2021年7月にリリースされた日本デビューシングル『BORDER:儚い』は、オリコン週間シングルランキング初登場1位に輝いたほか、7月度の「ゴールドディスク認定作品」でプラチナ認定を受けた。さらに、2022年10月に発売した日本1stアルバム『定め』は、週間アルバムランキングで2週連続1位を獲得し、5作品連続通算5作目の1位を獲得した。2022年9月スタートの初ワールドツアーの一環として、日本デビューからわずか1年半で初の京セラドーム公演を開催。第4世代K-POPアーティストとしては最速で単独ドーム公演を行うなど、大躍進を続けている。
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