BTSのJUNG KOOKが山火事被害の支援として10億ウォン(約1億300万円)を寄付した。
希望ブリッジ全国災害救護協会は3月28日、JUNG KOOKが蔚山(ウルサン)・慶尚北道(キョンサンブクト)・慶尚南道(キョンサンナムド)地域の山火事被害支援のため、10億ウォンを寄付したと明らかにした。
JUNG KOOKが寄付した10億ウォンのうち、5億ウォンは山火事で住まいを失った被災者への緊急支援と救援物資の提供に使われる予定であり、残りの5億ウォンは山火事や火災などの災害現場で献身的に活動する消防士たちの認知向上および処遇改善のための事業に充てられる計画だ。
JUNG KOOKは、「疲れと苦しみの中にいるすべての方々に、少しでも力になれたらと思います。今回の山火事で困難を抱えている方々、そして消火活動に尽力されているすべての皆さまが、一日も早く平穏な日常を取り戻されることを願っています」とコメントした。
希望ブリッジのシン・フン事務総長は、「JUNG KOOKの隣人への温かな分かち合いに心より感謝いたします。その真心が被災された方々に大きな慰めとなるよう、希望ブリッジも現場支援に最善を尽くします」と述べた。
JUNG KOOKはこれまでも社会貢献を続けており、2023年にはソウル大学病院小児病院に10億ウォンを寄付。経済的に厳しい家庭の子どもたちの治療費や統合ケアセンター事業の支援に使われた。
なお、JUNG KOOKは2023年12月12日に陸軍に現役入隊しており、来る6月に除隊予定だ。
◇JUNG KOOK プロフィール
1997年9月1日生まれ。本名チョン・ジョングク。2011年に放送された韓国のオーディション番組『スーパースターK』(Mnet)シーズン3の予選で脱落。デビューは逃したものの、多数の大手芸能事務所からオファーを受けた(現在所属するBig Hitエンターテインメント・現HYBEもそのうちの1つ)。本人は、「事務所見学の際にRMのラップに感銘を受けて入社を決意した」と振り返っている。その後、2013年にBTSのメンバーとしてデビューし、世界的な人気を誇るトップスターとなった。
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