俳優ウォンビンが、映画『アジョシ』で共演した女優キム・セロンさんの葬儀に参列した。
ウォンビンは2月17日、ソウル峨山(アサン)病院に設けられたキム・セロンさんの葬儀場を弔問した。
2010年公開の映画『アジョシ』を最後に特別な演技活動をしていなかったウォンビンだが、同作で共演したキム・セロンさんの悲報に接し、自ら葬儀場を弔問して故人を哀悼した。
また、女優ハン・ソヒ、女優キム・ボラも葬儀場を弔問。キム・ボラは「また会おう。そのときは小言を減らすね」と書かれた謹弔花輪も送った。
このほか、キム・セロンさんの葬儀場には俳優コンミョン、俳優マ・ドンソク、ロックバンドFTISLANDなどが送った謹弔花輪が置かれている。ボーイズグループASTROのメンバー、MJやジンジンらも所属事務所Fantagio名義で謹弔花輪を送った。
さらには、女優コ・ドゥシム、女優チョン・リョウォン、俳優チュ・ジフン、女優ソン・ダムビ、女優チョン・ウヒ、女優パク・ハソン、俳優ウ・ドファンらが所属する芸能事務所Blitzway Studios、YouTubeチャンネル「カロセロ研究所」運営者のキム・セウィ代表も謹弔花輪を送った。
キム・セロンさんは2月16日16時54分頃、ソウル城東区(ソンドング)の自宅で亡くなった状態で発見された。24歳だった。
発見者はキム・セロンさんと会う約束をしていた友人で、自宅を訪問した際に異変を察知し、警察に通報したという。警察によると、外部から侵入した形跡など、犯罪が疑われる点は発見されていない。
【相談窓口】
一般社団法人日本いのちの電話連盟(電話、メール相談可能)
TEL:0570-783-556=ナビダイヤル 午前10時から午後10時まで
◇キム・セロンさん プロフィール
2000年7月31日生まれ。9歳から子役として活動を始め、スクリーンデビューとなった2009年公開の主演映画『冬の小鳥』では孤児院に捨てられた少女を熱演。カンヌ国際映画祭に韓国の役者史上最年少で招待された。2010年の『アジョシ』ではウォンビンと共演し、大韓民国映画大賞新人女優賞を最年少で受賞。2019年に韓国で放送されたドラマ『レバレッジ:詐欺操作団』では、凄腕の女泥棒役を見事に演じて魅力的な姿を披露した。2022年5月18日に免許取り消しレベルの泥酔状態で運転して事故を起こし、活動を自粛。2025年2月16日、24歳でこの世を去った。
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