2018年9月、チェ氏が故ク・ハラの暴行の疑いを通報したことで世間に知られ始めた今回の事件。
その後、故ク・ハラがチェ氏にひざまずいているCCTV映像が公開され、チェ氏から恋愛期間中に撮った私的映像をマスコミに流すと脅してきたとして、故ク・ハラはチェ氏を強要脅迫、性暴力犯罪処罰などに関する特例法違反の疑いで告訴した。
1年余りの法的攻防の末、判決公判で裁判所は「被害者のク・ハラが私的映像撮影を制止しなかったし、チェ被告は脅しただけで実際は流布しなかった」として、関連容疑を無罪とした。
被害者の意思に反して撮影したということを狭く解釈し、脅威そのものが持つ暴力性を過度に軽く見た判決という点で、女性界からは大きな反発が続いた。同事件で事実上、韓国国内での活動を中止していた故ク・ハラは2019年11月、死亡した。
当時、ク・ハラ側の法律代理人は「韓国社会で被告人(チェ・ジョンボム氏)が行ったような犯罪が根絶されるためには、より厳しい処罰が必要だ。控訴審で相応の処罰が言い渡されることを希望する」として控訴手続きを踏み、チェ氏側も弁護士を選任した。