韓国でおかしな車両盗難事件が発生した。
韓国で本日(1月28日)放送されるJTBCバラエティ番組『ハン・ムンチョルのブラックボックスレビュー』(原題)では、飲酒によって発生した“おかしな事件”が取り上げられる。
「韓国交通事故ゼロプロジェクト」をテーマに掲げる『ハン・ムンチョルのブラックボックスレビュー』は、現役弁護士のハン・ムンチョルがMCを務め、視聴者から提供されたブラックボックスやCCTV(防犯カメラ)の映像を鑑賞・分析し、出演者たちが過失の割合や対処などの意見を交わしながら、ハン・ムンチョルの説明を聞く番組だ。
28日放送の番組で公開されるブラックボックスの映像には、車の持ち主がコンビニへ行くため離れた際、停車中だった車に謎の2人が無断で乗車する様子が映された。
その後、2人は会話を交わしながら車を発進させた。ところが、実際には車はもちろん、持ち主とも何の関係もない代行運転手と“酔っ払い”の2人だった事実が明らかになり、周囲を驚かせる。
番組スタッフは車の持ち主に取材し、事件当日の話を詳細に聞いた。
持ち主は「コンビニに行って、わずか3分で車が消えた」と呆れた当時を振り返り、同車両の後方に駐車していた知人も「車が何も言わずに動いていたので“何だろう?”と思った」と伝え、スタジオを笑いの海にした。
結局、車の持ち主は周辺を捜索した末に自身の車を発見するのだが、“酔っ払い”は補償どころか謝罪さえしなかったという。この事実に、ハン・ムンチョル弁護士は「刑事処罰は難しいが、民事訴訟を通じて損害賠償は受けられるだろう」と意見を伝える。
このほか、番組では高速道路で発生した恐怖の“二次事故”を紹介する。
公開されたブラックボックスの映像には、とある車が貨物車との追突事故によって、高速道路の1車線を防ぐことになってしまった状況が描かれる。
母親を乗せて運転していた持ち主は、必死に車を路肩へ移動させようとするが、事故の影響で車が動かず、現場に緊張感が漂う。
結局、親子は車内で救助隊の到着を待っていたのだが、この過程で別の貨物車による二次事故に巻き込まれ、スタジオに衝撃を与えた。持ち主は「母親の鼻と口から血がだらだら流れていて、本当に悲しかった」と、当時の緊迫した状況を告白する。
なお、同日の放送には男女混合グループKOYOTEのシンジがゲスト出演する。
そんな『ハン・ムンチョルのブラックボックスレビュー』は、韓国で本日(1月28日)20時50分より放送予定だ。
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