隔離期間の日本旅行で解雇された韓国のバレエダンサー、解雇に対する再審を申請。「理由が不十分」

新型コロナウイルスによる自宅隔離期間中の日本旅行によって解雇された韓国国立バレエ団のダンサーが、解雇処分に対する再審を申請した。

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国立バレエ団側は3月30日、自宅隔離中に日本を訪れて解雇処分となったナ・デハンについて「ナ・デハンが、解雇が不当だとして27日付で再審を申請した」と明らかにした。

ナ・デハンは今回の決定に対して「解雇事由が十分でない」とし、再審を申請したという。今後は再審申請の方針によって、10日以内に懲戒委員会が再び開かれる予定だ。

国立バレエ団は、去る2月14~15日に大邱オペラハウスで行われた『白鳥の湖』の公演後、大邱及び慶尚北道地域で新型コロナウイルスが急速に拡散した事態を受けて自己隔離の実施を決定した。全職員及び団員の感染予防及び保護のため、2月24日から3月1日までの1週間にわたる自己隔離期間が設けられた。

しかし、ナ・デハンは自己隔離中に恋人と日本旅行写真をSNSに掲載し、物議を醸した。結局国立バレエ団は、3月2日に謝罪文を公開するとともにその後開かれた懲戒委員会でナ・デハンを解雇処分にした。

(写真=ナ・デハンのSNS)

韓国芸術総合学校舞踊院の実技科を修了したナ・デハンは、韓国の音楽専門チャンネルMnetで放送されたダンサーによるリアルバラエティ『サムバディ』に出演して名を知らせた。

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