韓国の声優兼俳優ユ・ホハンさんが突然この世を去った。
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1月8日、韓国公演界によると、ユ・ホハンさんが同日にこの世を去った。52歳だった。
同僚声優のチョン・ソンフンは同日9時頃、自身のSNSで「ユ・ホハンさんのご冥福をお祈りします」と投稿し、ユ・ホハンさんを追悼した。なお、死因は明らかになっていない。
1972年8月3日生まれのユ・ホハンさんは、2000年に大教(テギョ)放送声優劇会に4期で入社した後、2002年にはKBS声優劇会に29期で再入社した。
以降、2005年からはフリーで活動し、2016年からはKBS声優劇会長、2017年からは韓国声優協会副理事長を務めた。
ユ・ホハンさんは生前、多数の日本アニメ韓国版で声優を務めてきた。
主な作品としては、『金色のガッシュベル!!』で春彦及びフェイン、『レ・ミゼラブル 少女コゼット』でテナルディエ及びアンジョルラス、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』でクロノス・デ・メディチ及びユベル、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』でアルファ・A・ベイト、『NARUTO -ナルト- 疾風伝』で銀閣、『ポケットモンスター XY & Z』でアランのバンギラスといったキャラクターを演じた。
特に、映画『クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険』ではマカオを演じて人気を博したほか、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ』ではクラウスを演じた。
このほか、『仮面ライダー剣』で桐生豪(仮面ライダーレンゲル)、『仮面ライダー電王』で袴田秀次郎及びウルフイマジン、『ドクター・フー』でイアント・ジョーンズ、『マーベル・シネマティック・ユニバース』でジャーヴィスやヴィジョンなど、さまざまな海外作品で吹き替えを務めた。
それだけでなく、『ミッドナイト・ランナー』『提報者 ES細胞捏造事件』『ディヴァイン・フューリー/使者』『ゴシップサイト 危険な噂』『わたしたち』などの映画、Netflixオリジナルシリーズ『ブラッドハウンド』に出演するなど、俳優としても活動を繰り広げた。
そんなユ・ホハンさんの突然の悲報に、ファンは驚きを隠せない様子だ。ユ・ホハンさんの悲報に接したファンたちは、SNSなどを通じて哀悼の意を表している。
なお、ユ・ホハンさんの遺体安置所は中央(チュンアン)大学光明病院の葬儀場に設けられた。出棺は10日10時で、埋葬地は京畿道(キョンギド)の華城(ファソン)咸白山(ハムベクサン)追慕公園だ。
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